exhibition / 2021.11.11
■LIBRIS KOBACOからのお願い■
お客様の対応中はなかなかお店の電話に出ることができない事もございます。ご迷惑をおかけしますがどうか温かい目で見守ってくださると嬉しくです🙇♀️本当に申し訳ありません!どうぞよろしくお願いします(^^)
現在、ドイツ・ベルリンで活動をしている橋本貴雄さん。
今展示『風をこぐ』は、2005年に路上で保護した野良犬フウと写真作家橋本さんが、日本各地、そしてベルリンで過ごした12年間の記録の写真展示の巡回展です。
※LIBRIS KOBACO会期中の売り上げの一部は、犬猫の保護活動団体へ寄付をさせて頂きます。
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フウは2005年に福岡県の路上で轢かれていたところを保護した。
事故により後ろ脚は動かなくなっていたので、手術を受け、リハビリを重ねたが普通の犬のように歩くことはできなかった。
それでも、バタバタとうねるように走り、時々尻もちをつきながら自分で立って歩けるまでに回復した。
写真を始めたのはその頃だった。 写真を撮っているとき、その写真で作品作りをするつもりはその時も、それから先もなかった。
ただ、目の前のことにいつもはじめての様に反応し、動いているフウに自然と視線が向いて、それにつられてシャッターを切っていた。
福岡、それから大阪、東京、ベルリンと12年間を一緒に過ごした。
私はいつもフウの側にいて、そこでただ見つめていたように写真が残った。
-橋本貴雄-
【プロフィール】
1980 熊本県生まれ
2008 ビジュアルアーツ大阪写真学科夜間部卒業
2008-2011 イイノメディアプロ勤務
2011~ ベルリン在住
個展
2011 「Abjet」 Nitehi Works, / 横浜
2015 「Abjet」 Galerie Emma T / ベルリン
2020 「風をこぐ」冷泉荘 / 福岡
グループ展
2012 「Unsichtbar」Kunstverein Wolfsburg /
ヴォルフスブルク ドイツ
2012 「Unsichtbar」 Galerie Bild plus, ベルリン
受賞
2021 「Kette」キヤノン写真新世紀 佳作(椹木野衣氏選)
出版
2021 「風をこぐ / To Row the Wind」 (モ・クシュラ社)
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フウちゃん
君が一生懸命に生きた12年の記録。
写真集を見る度にその姿にほろほろと涙が溢れてきて
いつも途中で見れなくなって
でもまたページを廻って
そしてまたほろほろと泣いて‥
いつもその繰り返しです。
一生懸命に橋本さんを追いかけたフウちゃん。
カメラをじっと見るフウちゃん。
ベルリンで暮らしたフウちゃん。
君の生きたあの頃のたくさんの写真。
あの頃の君に会えるのが今からとても嬉しいです。
-LIBRIS KOBACO-
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橋本貴雄写真展
「風をこぐ」
2021年10月30日(土) 〜 2021年11月28日(日)
入場無料
会場 LIBRIS KOBACO
時間 13:00~18:00(最終入場17:40)
休廊日 月曜火曜水曜
※祝日は休まずオープン
本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday thu.fri.sat.sun
close mon.tue.wed
13:00-18:00(最終入場17:40)