山西もも写真展『光の王国』
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山西もも写真展『光の王国』を12月13日(土)から2026年1月25日(日)年末年始休廊(12/29-1/9)をはさみ開催いたします。
今展示の『光の王国』は、作家・山西ももさんが、ネパール・ヒマラヤのムスタンを訪れ、その土地で拾い集めた素材を使い、作家本人自らが制作をしたピンホールカメラにて撮影をされた写真を展示。
東京芸大にて鋳金を専攻していた山西は、写真はまるで金属が鋳型に流し込まれることで形を得る工程と同じように感じると、語っています。
ピンホールカメラが捉えた像は、柔らかな光をにじませながらも世界の輪郭をフィルムに静かに焼き付けるからなのかもしれません。
山西はこのプロセスを通じて、触れることのできない光や時間を定着させていくのです。
福岡・九州では初個展となる山西ももさん。
初日と二日目は在廊してくださり、自作のピンホールカメラによるポートレート撮影会も開催です。(終了しております)
そして、展示の最終日と前日2026/1/24.25の両日も在廊とイベントを開催します。
ぜひどのイベントもみなさまのご参加(ご予約)をお待ちしております。
①✨山西ももトークイベント✨
『鋳造と写真 -ピンホールカメラという鋳型-』
ピンホールカメラの仕組みの事、なぜヒマラヤで撮影をするに至ったのか、そして学生時代を通して学んだ鋳造と写真との関係性などのお話を光の王国の作家である山西ももさんにトークして頂きます。
初日の在廊の際にご来場のみなさんから頂いたたくさんの質問や疑問をもとにしてのトークとなりますので、とても興味深い内容となることでしょう!
日程:2026年1月24日(土)
開演:19時~(開場18:30)
登壇:山西もも
人数 : 15名程度 ご予約制
料金:1,500円(500円分のお買物券付)
※18:00で一旦ギャラリーをクローズ、18:30より再度開場させて頂きます
② ピンホールカメラを楽しむワークショップ
薄い銅板に、レンズの代わりとなる針穴を自分の手で開け、それをダンボールに取り付けてピンホールカメラを完成させます。(完成サイズは約8cm角の直方体です)
ギャラリーを簡易的な暗室として使用し、暗室作業のデモンストレーションも体験していただきます。
その後、白黒の印画紙をカメラに入れ、各自お好きな場所で風景やポートレートを撮影します。
撮影した写真は、当日に現像を行います。当日の対応が難しい場合は後日現像し、完成次第ご参加のみなさまへ郵送いたします。
ピンホールカメラの材料はこちらでご用意いたします。三脚をお持ちの方はご持参ください。
感光剤を使った写真の仕組みや光の原理を、実際の体験を通して感じていただけるワークショップです。普段あまり写真を撮らない方も、ぜひお気軽にご参加ください。
📸ピンホールカメラはお持ち帰りして頂けます。
日程:2026年1月25日(日)
開場:1130時~(約1時間ほど)
講師:山西もも
料金:大人3,000円+切手代110円
学生2,200円(30歳以下)+切手代110円※学生証ご持参ください
※切手代は郵送の方のみとなります
人数 : 12人程度 ご予約制
必要なもの
■30歳以下の学生の方は学生証
■三脚をお持ちの方は三脚
※どちらもご応募多数の場合は抽選とさせて頂きますので(先着順ではございません)ご了承の程、よろしくお願いします。
【お申し込み方法★ご予約制】
店頭、インスタのDM、Xのメッセージ、メールにてご予約可能です!
●イベント番号、代表の方の氏名、電話番号、参加者数をご記入の上、お申し込みください。
●イベント2つ共にご参加も可能です。ぜひ両日ともお楽しみくださいね。
✉︎info@libris-kobaco.com
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Momo Yamanishi photo exhibition
『The Light / Mustang』
2025.12.13-2026.1.25
@momoyamanishi
山西もも写真展
『光の王国』
期間:2025年12月13日(土) – 2026年1月25日(日)
年末年始休廊(12/29-1/9)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00(最終入場17:30)
定休日:火曜・水曜日(年末年始12/29-1/9)
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初日12/13と14には作家・山西ももさんによる『ピンホールカメラで撮るポートレート撮影会』を開催予定です!
写真集をお買い求めの方は無料でご参加頂けますのでぜひいらしてくださいね(^^)
光の王国 — ピンホール・ポートレート撮影会
日時:12月13日(土)14(日)13:00-16:00ぐらいまで
場所:LIBRIS KOBACO
山西ももさんの写真集を当日ご購入いただいた方📘
先着順となりますがご予約も受け付けますのでお気軽にDMをくださいね。
山西ももさんによる、ピンホールカメラを使ったポートレート撮影会。窓から差し入る光を取り込みながらゆっくりと写し出される体験をぜひお楽しみ頂けたら嬉しいです。
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「光の王国」は、ヒマラヤを旅する中でネパールのムスタンに偶然立ち寄ったことをきっかけに、以来、断続的に訪れながら撮影したピンホール写真を中心に構成しています。
ムスタンは、かつてチベットからインドへ岩塩を運ぶ交易路として栄え、2008年にネパール政府が藩王制を廃止するまで、ネパール領の自治王国として存続していた地域です。北のチベット高原からヒマラヤ山脈の谷間を吹き抜ける強風や水の侵食によって形成された数多くの洞窟、そしてアンモナイトの化石など、独特の地形と痕跡が今も残っています。
私はこうした場所を歩き、その地形や文化に触れる中で作品の着想を得てきました。歩くという行為は、風景や土地を介して、人々が重ねてきた記憶を想起することでもあります。
本展では、写真集に収録した9点の写真作品に加え、4点の鋳造作品、さらに未発表の写真作品を1点展示いたします。
初めての福岡での展示となります。ご高覧いただけましたら幸いです。
ー 山西もも ー
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山西もも|Ymanishi Momo
1995年 大阪府吹田市生まれ。
千葉県在住
2021年東京芸術大学美術研究科鋳金専攻修了。幼少期に父と登山を経験し、学生時代は山岳部に所属。日本の山々をはじめ、アラスカ、ネパール、パキスタンの山々に登る。大学では日本の伝統的な金属鋳造技法をはじめとする金属の加工技術を学ぶ。2018年より、金属の鋳造と写真の特性に共通点を見出し、写真と彫刻の間を往還しながら制作を続ける。現在はピンホールカメラを自作するなどし、光や時間と いった無形のものに対し「鋳造」という行為を軸に作品を発表している。
主な個展に「光の王国」(72gallery / 東京 / 2024「) 、光を吹く」(ars gallery / 東京 / 2022) など。T3 STUDENT PROJECT 2023、ZOOMS JAPAN 2024 グランプリ受賞。
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00
LIBRIS KOBACO六周年記念特別展示 山元彩香写真展 『Sand,Water and Dust』
無料
LIBRIS KOBACO六周年記念特別展示
山元彩香写真展
『Sand, Water and Dust』を開催いたします。
@ayakayamamotoo
LIBRIS KOBACOでは2度目の個展となる山元彩香。
三周年記念特別展示から3年ぶりとなる本展では、ヨーロッパとアジアの境界に位置し独自の文化と歴史を持つ国、ジョージアで2023年に撮影された作品群を展示いたします。
展示初日、8月1日には作家・山元彩香さんが在廊予定です。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
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あまりにも美しかった。
目の前に広がる1枚のプリントから目が離せなくなった。
山元彩香が写した深い漆黒の美しさを目の当たりにして息をのんでしまった。
この数ヶ月間、
私は山元の写真を伝えるために美しいという言葉に変わるなにか別の相応しい表現が無いものかと自分の頭の中を探し回った。
ただ美しいという言葉だけでは足りないような気がして、どう表現をすればこの感情を伝えられるのかと。
それほどに彼女の作品は写真の1枚1枚が細部まで美しかったからだ。
写真を表現する言葉には独特な言い回しが多い。日頃使わないような不思議な言葉を写真を表現する時に当てはめて使う人も多い。
私もそれに倣って独特な難しい表現も考えたりしたが結局はやめてしまった。
だんだんとそんなことは私の虚栄心から来ることなのではないかと思うようになったからだ。
目を離せず息をのみ、そして私の体の中から、思わず深い息と共に声に出た美しいという言葉。
その言葉は心からの感情と結びついた言葉なのだから…。
日常にある単純な表現だけれど、それ以外の表現なんて必要ないほどに山元彩香の写す世界は息をのむほどに本当に美しい。
LIBRIS KOBACO
増田みさ
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LIBRIS KOBACO六周年記念特別展示
山元彩香写真展
『Sand, Water and Dust』
期間:2025年8月1日(金) – 2025年9月7日(日)※会期延長
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
© Ayaka Yamamoto
Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film
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山元彩香は1983年神戸市生まれ。2006年に京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。大学では最初、絵画を専攻するが、次第に自身の身体を使ったパフォーマンス作品や映像作品の制作に移行し、2004年のサンフランシスコへの留学を機に写真の制作を始める。言語によるコミュニケーションが難しい状況のなかでの撮影は、写真というメディアが本質的に抱える性質以上に他者との様々な接点を作家にもたらし、以降、暴力的でありながらも極めて魅力的なイメージ生成の場と言えるポートレートの撮影を続ける。馴染みのない国や地域へ出かけ、そこで出会った少女たちを撮影することで、その身体に潜む土地の記憶と、身体というものの空虚さを写真にとどめようとする。2009年のフィンランド、エストニアでの撮影を皮切りに、エストニア(2010年)、ラトビア(2011、12、14年)、フランス(2012、13年)、ロシア(2014年)、ウクライナ(2015年)、北海道(2015年)、ブルガリア(2016年)、ルーマニア(2017年)、ベラルーシ(2018年)、マラウイ(2019年)、沖縄(2020、21年)ジョージア(2023年)と各地で撮影を行ってきた。主な個展として「We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers」タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルム(東京、2021年)、「organ」void+(東京、2019年)、主なグループ展として「記憶は地に沁み、風を超え 日本の新進作家 vol.18」東京都写真美術館(2021年)などが挙げられる。東欧やアフリカの各地で撮影を行い、国内外で写真展やレジデンスに参加。2019年に出版された写真集『We are Made of Grass, Soil, and Trees』(T&M Projects、2018年)でさがみはら写真新人奨励賞を受賞。東京都写真美術館、清里フォトアートミュージアム(山梨)、Villa Pérochon Centre d’Art Contemporain Photographique(ニオール)に作品が収蔵されている。
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
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13:00-18:00
木村肇写真展『嘘の家族 Family of Lies』
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LIBRIS KOBACOでは来月6月7日土曜日より写真家・木村肇による『嘘の家族 Family of Lies』を開催致します。@hajimekimura
木村肇は数多くのモノクロの写真で作品を発表し、日本の写真賞だけでなく、ドイツやオランダの写真賞も受賞。
またイタリア、フランス、ドイツ、日本から写真集も出版されており、海外でも非常に高い評価を受けています。
福岡では初となるLIBRIS KOBACOでの展示『嘘の家族』は、自身の家族をテーマにした展示です。
写真作品だけではなく会場全体を使ったインスタレーションもご覧頂くことができます。
尚、展示初日6月7日土曜日には作家・木村肇によるアーティストトーク『家族が作品性を帯びる時』もLIBRIS KOBACOオーナーとの対談形式にて開催。
来月7日よりスタートの木村肇写真展『嘘の家族』にてみなさまを心よりお待ちしております。
トークイベント『家族が作品性を帯びる時』
木村肇×増田みさ(ご予約制)
日程:2025年6月7日(土)
開演:19時~
登壇:木村肇(LIBRIS KOBACO 増田みさ)
料金:1,500円(500円分のお買物券付)
【お申し込み方法✨ご予約制✨】
●店頭、インスタのDM、Xのメッセージ、メールにてご予約可能です。
・代表の方の氏名、電話番号
・参加者全員の氏名、参加者数
をご記入の上、お申し込みください🙏
📩 info@libris-kobaco.com
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嘘の家族とは、過去に取り組んできた自身の家族に関する作品をもういちど考えるためのプロジェクトです。
自分を顧みるときになぜ自身の家族や生い立ち、環境などに悪しくも惹かれてしまうのか、私は作品制作のさなかに考える余裕があまりなかったように思えるのです。
「悪しく」とは自分と家族の関係を表しているのですが、幼年期から壮年初期に至るまで、私は家族を恥ずかしい存在と考えていました。東京から電車で1時間あまりのどこにでも在る郊外の一軒家。今思い返すと、特段表立って不平不満を漏らすような家族ではなかったような気もします。もしかすると誰しもが一度は思春期前後に抱くような感覚だったのかもしれません。ですが当時の私は常にどこかで偽りの家族像を頭の中に思い描く癖があり、最終的にはその分身である私も偽りの家族の一員なのだという感覚から、再度逃げるように夢の中に戻るのでした。
この一連の経験から、なぜ自分がそう思うようになったのか、それをなぜ自分はわざわざ作品として見せようと思ったのか、という過去の自身の行動を考察しようと思いました。
ある朝、父と母の喧嘩を眺めながら私は玄関のドアを開けます。
ドアを閉めた途端、喧嘩は無かったことになり、理想の家族の一員として、私は小学校に通うのです。
玄関には私が物心がついたときから掛けられている鏡があります。
外に出るとき、必ずその鏡の前を通らなければいけませんでした。
私はその鏡をあまり見なくなった時期がありました。
それが正確にいつからいつまでだったのかは覚えていませんが、だいぶ長い時間、私は鏡の存在を無かったことにしていました。
ときが経ち、鏡はときたま私を見返すようになり、私は夢に戻ることはなくなりました。
気がつくと、鏡に映った嘘の家族は私だけになっていました。
嘘の記憶のシールを剥がしたあとに出てくる、鏡に映った自分がもう一人の僕を今も見ています。
ー木村肇ー
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モノクロ写真の中にぼんやりと浮かぶ家族の肖像。
写真家・木村肇が嘘をつき続けていた偽りの家族を描いた写真作品『嘘の家族』。
写真は目の前にある今という時間を切り取るものだと思っていた私にとって、記憶という過去の時間を写真に焼き付けたように見える木村の写真作品に私の好奇心は揺さぶられた。
なぜこの風景を撮影したのだろう…この時にどう美しいと思いシャッターをきったのだろう…
そんな疑問そのものが全く介在することすら出来ない、木村肇の心の中だけにある過去の記憶の光景。
時間すら曖昧になる『嘘の家族』という木村肇の記憶の写真は、鑑賞者である私たちが、覗いてはいけない気すらする不気味さを感じてしまうのと同時に、人の心の中だけにある記憶を見てみたいというそんな思いの中で揺れ動く写真作品のような気がしている。
-LIBRIS KOBACO 増田みさ-
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木村肇写真展
『嘘の家族 Family of Lies』
期間:2025年6月7日(土) – 2025年7月6日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
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木村肇
1982年千葉県生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科卒業。
記憶の視覚表現を主なテーマに作品を制作している。
過去の受賞歴にバッテンフォール国際写真賞(2013、ドイツ)など。
2016年から18年まで文化庁海外研修員、ポーラ財団海外研修員としてドイツ在住。
近著に「Mišo Bukumirović」(RemindersPhotographyStronghold)、
「Correspondence」(the (M) éditions)、「Tebajima」(蛙企画)、「嘘の家族」(Three Books)。
現在は旧ユーゴスラビア紛争や東京大空襲に関するプロジェクトに取り組んでいる。
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
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13:00-18:00
原田教正写真展『My Origin Photographs』
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LIBRIS KOBACOでは今週末5月3日の土曜日より、原田教正写真展『My Origin Photographs』を開催いたします。
@kazumasa_harada
原田教正は、武蔵野美術大学で山崎博のもとで写真を学び、一貫して叙事性の追求を試みる作家です。
漂流物を撮影したシリーズ〈a Shape of Material〉、変わらず存在しながらも変化をし続ける自然の真理を収めようとした〈Water Memory〉など、それらの作品は普遍的な撮影方法を用い、風景、人物、静物などすべての被写体を等価で捉えることで抒情性を排し、写真の記録媒体という機能を突き詰めることで、そこに内包される言語と時間を顕現させることを志向しています。
本展では、近年、原田が意欲的に取り組む作品群〈My origin photographs〉より、2024 年のベルリンでの滞在制作時に撮影したものを中心にご覧いただきます。〈My origin photographs〉とは、写真家としての活動のなかで抱き続けた「なぜ写真は写真であれるのか」という根源的な問いとともに、原田にとって起源となる写真の在り方を求めたものです。新たな写真の場所を求め、ベルリンへと渡った原田が真摯な眼差しで撮り続けた世界の断片は、写真的概念を解きほぐし、従来とは異なる現れを見るものに予感させます。
書店BOOK AND SONSが主催するブック・レーベル『Neat Paper』より昨年に出版された展示と同タイトルのモノクロとカラーが混在する美しい写真集も販売させて頂く展示です。
@bookandsons
5月3日スタートの原田教正写真展『My Origin Photographs』にてみなさまを心よりお待ちしております!
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原田教正写真展
『My Origin Photographs』
期間:2025年5月3日(土) – 2025年5月25日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
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///作家プロフィール///
原田教正 Kazumasa Harada
1992年東京都生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。コマーシャルフォトグラファーとして活動する傍ら、写真家として展覧会や写真集の制作を継続して展開。2020年に1st写真集『Water Memory』を発表後、『Obscure Fruits』(2021)、『My origin photographs』(2024)、『An Anticipation #2』(特装版限定20部/applause/2025年)等を刊行。2023、2024年のベルリンでの滞在制作を経て、2025年9月より同地に拠点を移す予定。
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
openday mon.thu.fri.sat.sun
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13:00-18:00
鈴木萌写真展 『底翳』
無料
LIBRIS KOBACOでは今月3月22日の土曜日より、鈴木萌写真展『底翳』開催いたします。
@moesuzuki.bbi
ロンドン芸術大学で写真を専攻をしたビジュアルアーティスト・鈴木萌の福岡初個展となる『底翳』。
今展示『底翳』は、写真作品だけではなく映像によるインスタレーションも同時にご覧頂くことができるLIBRIS KOBACOでは初めてとなる空間構成となります。
初日の展示終了後には作家本人によるアーティストトークも開催予定(ご予約制)です。
私自身が本当に楽しみにしていた展示です!
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
尚、展示初日3月22日には作家本人によるアーティストトーク【離れる写真集】も予約制にて開催予定です。
鈴木萌トークイベント【離れる写真集】
日程:2025年3月22日(土)
開演:18時30分~
登壇:鈴木萌
料金:1,500円(500円分のお買物券付)
【お申し込み方法✨ご予約制✨】
●店頭、インスタのDM、Xのメッセージ、メールにてご予約可能です。
・代表の方の氏名、電話番号
・参加者全員の氏名、参加者数
をご記入の上、お申し込みください🙏
📩 info@libris-kobaco.com
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鈴木萌写真展
『底翳』
期間:2025年3月22日(土) – 2025年4月20日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水 会期中の祝日はオープン
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鈴木萌さんの作品『底翳』は、彼女の父親が緑内障となり少しずつ視野が欠けていくことに起している作品です。
作品集は、彼女の父親のかつての若い頃の写真から始まり、幼い頃の彼女と父親が共に写る写真や父親がフィルムでおさめた風景写真で構成されていて、そして写真は徐々に、父親が歳を重ね緑内障となり視力が失われるという事実を様々な手法で彼女が表現をした写真に変わっていきます。
父親が見ているであろう視野の欠ける風景をただ可視化をするということではなく、父親の心の内側の世界が彼女を通して表現されているのだと気づくことができる作品で、まるで小さな雫がゆっくりとゆっくりと手のひらをつたって落ちていくような感覚に私はとても近いと感じています。
徐々に視野が欠けていき、最後には失明をしてしまう…
彼女はその事実を『失明への旅』と表現しています。
鈴木萌さんが写す心の世界の旅の断片。
LIBRIS KOBACOの空間で感じ取っていただけたらと思います。
LIBRIS KOBACO
増田みさ
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「底翳」(そこひ)とは、何らかの眼内部の異常により視覚障害をきたす目の疾患の俗称として江戸時代から使われてきた言葉。そのうち、緑内障は「青底翳」(あおそこひ)と呼ばれた。現代における視覚障害の一番多い原因疾患である緑内障の病態は、その原因や治療法にいたるまでいまだ完全な解明がされていない。点眼薬や手術の甲斐無く、私の父の緑内障も、ゆっくりと確実に視野狭窄が進行している。 父はかつて、あらゆるものをノートに書き留める人だった。旅先で写真もたくさん撮った。50年以上にもわたる編集者としてのキャリアは、常に膨大な本と文字に囲まれていた。
でも今は、視野が狭くなっていく自分の境地を、静かに淡々と受け入れているかのように見える。一方で、差し込んでくる光を離すまい、失うまい、と必死で病の進行に抗う一面をふとした瞬間に見せることもある。自分の周囲に壁をしっかりと築き、父が見えないものが見えて、父が見ているものを同じようには見ることができない他者からは同情や共感を簡単には寄せつけない。
その壁の隙間からそっと覗くと、そこには、底に潜む翳の淵を時には頼りなく、しかし時には新しい認知を求める確かな足どりで、出たり入ったりする父の姿が見え隠れする。父の失明への旅は、まるで翳と光の間を行ったり来たりする波のように進んでいる。
-鈴木萌-
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///作家プロフィール///
鈴木萌
東京を拠点とするビジュアルアーテイスト。長期的なリサーチを軸にプロジェクトに取り組み、収集した証言やデータから作られるイラストやビデオなどを写真と組み合わせて、複雑な層が織り重なる「物語」として表現している。 これまで「底翳」(2020)、「Today’s Island」(2022)、「Aabuku」(2024-ongoing)など、環境問題や都市開発、身体障害などに影響を受けた人々の記憶に焦点を当てた作品を制作。写真集の編集の中で作品を物語ることを得意とし、制作した写真集は世界各地の写真集賞を受賞している。作家活動の傍ら、写真集出版レーベル「Three Books」の共同代表として、さまざまな写真集のディレクション、編集、デザインに関わる。
Luma Rencontres Dummy Award, Kassel Dummy Book Award, Arttaca Grant, Fujifilm GFX Challenge Global Grantなどを受賞
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00
LIBRIS KOBACO(リブリス コバコ)
月、木、金、土、日曜( 休廊日 火、水曜 )
開催時期はexhibitionページでご確認いただけます。
木、金、土、日曜( 定休日 月、火、水曜 )
定休日以外に不定休もあり。
詳しい営業日はblogにてご確認いただけます。
| 営業時間 | 13:00 - 18:00 |
|---|---|
| Tel | 090 8395 6010 |
| info@libris-kobaco.com | |
| Access . |
福岡市中央区大手門3丁目2-26 田中ビル 401号室 Google Map |
