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Book Launch「野口里佳:虹」

2026.06.13(Sat) - 2026.07.12(Sun)
無料

LIBRIS KOBACOでは、2026年6月13日(土)より Book Launch「野口里佳:虹」を開催いたします。
@noguchi_rika

LIBRIS KOBACOでは4年ぶりとなる、写真家・野口里佳さんのブックローンチ。
初日となる6月13日(土)は、野口里佳さんが終日在廊予定です。

本展では、最新作品集『虹』を中心に、現在では入手困難となった貴重な過去の作品集もご紹介いたします。

さらに、野口さんのプリント作品も展示し、そのうちの1点は、野口さんご自身で手焼きプリントされた未発表の「虹」の作品も展示予定です。

また、野口さんによるドローイングをもとに制作されたソルグラフ(山田写真製版所オリジナルのデジタルアートプリント)付き特装版をはじめ、ポスターやポストカードも販売いたします。

野口里佳さんに会える大変貴重で贅沢なブックローンチです。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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最新作『虹』(2022–2023年)は、鳥取砂丘を舞台に撮影されたシリーズです。淡い青色の空と砂丘のコントラストを背景に、パラグライダーに興じる人々の姿が捉えられています。

「鳥取の砂丘を訪れた。そこはずっと行ってみたかった場所だった。到着してすぐに砂の上を歩き始めた。しばらく歩いていると遠くに人影が見える。何をしているのだろうと眺めていると、赤と白の大きな翼が広がり、人がふわりと宙に浮いた。そして静かに地上に着地した。それはあっという間の出来事で、気づいた時には消えている虹を見ているようだった。」
— 野口里佳

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本書は、タカ・イシイギャラリーで開催された個展「虹」で発表された作品をまとめた一冊です。野口の繊細な作品世界を紙上で忠実に再現するため、製版設計の段階から1%単位で色調整を重ねました。また、パラシュートの持つ“空気感”を表現するため、写真集としては珍しいアラベール紙を採用。柔らかく空気を含んだような質感と、袋とじ製本による丁寧なページ体験が、作品との静かな対話へと誘います。
写真集、プリント作品、そして特装版を通して、野口里佳の新たな世界をご体感ください。
— 出版社説明分より

野口里佳/ 写真家 @noguchi_rika
1971年さいたま市出身。那覇市在住。
1992年より写真作品の制作を始め、展覧会を中心に作品を発表。
現代美術の国際展にも数多く参加している。
2002年、第52回芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)を受賞。
国内での主な個展に「予感 」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2001年)、
「飛ぶ夢を見た」(原美術館、2004年)、「光は未来に届く」(IZU PHOTO MUSEUM、2011–2012年)、
「不思議な力」(東京都写真美術館2021-2022)など。
作品は国立近代美術館、国立国際美術館、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥセンターなどに収蔵されている。

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Book Launch「野口里佳:虹」
期間:2026年6月13日(土) – 2026年7月12日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00 ※祝日は営業※

野口里佳さん初日6/13(土)は終日在廊です📖

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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

※今イベントでは、同一の写真集はお一人様1点までとさせて頂きます。
同じ写真集でなければ複数購入可能です。

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国士文通省・井野口匡個展『.jpgcel [/dzer’peg sel/]』

2026.05.01(Fri) - 2026.06.07(Sun)
無料

5月1日より、国士文通省・井野口匡による個展『.jpgcel [/dzer’peg sel/]』を開催いたします。

LIBRIS KOBACOでは5年ぶり、2度目の個展となる井野口匡。

今展示の起点となったのは、ある奇妙な「違和感」でした。
AIに自身の顔画像を読み込ませ、プロンプトによって編集を試みたとき。そこに生成されたのは、見慣れたはずの自分ではなく、どこか見知らぬ中年男性のような像。
私たちの顔は本来、無数の細胞(CELL)の集合として存在しています。しかし、ひとたび「.jpg」として読み込まれた瞬間、それはRGBの平均値へと還元され、データとして再構成された“他者としての私”へと変貌します。

「私の顔は、私のものではなかった。それは、データが導き出した“最も近い他人”だった。私はそこで、はじめて自分の顔を見た。」

AIが認識する“私”の正体と、自分自身が認識している顔とのズレ。 統計的に導き出された「私に似ているデータの顔」が可視化されたとき、私たちは何を目撃するのでしょうか。

写真というメディアの物理性と、デジタルデータの境界線上で揺らぐ「存在の証明」を、ぜひ会場でご体感ください。

———————————-

人間は、細胞(CELL)で構成されている。 不可逆で、交換不能で、時間とともに変質していく物質。
一方で、デジタル上の人間は、ピクセルで構成される。
それは色の集合であり、情報であり、いくらでも書き換え可能な存在である。
デジタルカメラで撮られた像は、 モニター上ではピクセルとして表示され、 紙に出力されれば写真となり、 支持体によっては絵画にも変換される。
しかし、その本質は変わらない。 それはただの情報である。
ピクセルは色しか持たない。
輪郭も、意味も、人格も持たない。
ゆえに、それらは容易に編集される。
自分の顔も、他者の顔も、
段階的にピクセルを置き換えていけば、 境界は曖昧になり、やがて消失する。
誰にでもなれる。

女性、ノンバイナリー、男性
そのいずれもが、ピクセルの上では同じ条件に置かれる。
性別は固定されたものではなく、 配列として編集されうる情報へと変わる。
それは、自由のようにも見える。
しかし、実存する身体は、
いまだ細胞によって規定され、歴史の中で積み重ねられてきた分類と序列の影響を受け続けている。

ある身体は見られ、ある身体は排除され、ある存在は、存在そのものを疑われる。
デジタルにおいて曖昧化された境界は、現実においては、いまだ強固に維持されている。
肉体は交換できない。
しかし、画像は交換できる。
にもかかわらず、その表層において、両者は区別されない。
我々は、ピクセルとして他者を認識し、ピクセルとして自分を提示している。
そして、その編集可能な身体は、しばしば特定のかたちへと収束していく。
滑らかな肌、均整の取れた輪郭、過剰に最適化された顔と身体。
そこでは、誰が見られ、どのように見られるべきかという規範が、静かに、しかし強く作用している。
選択しているようで、すでに選ばされている。
編集の自由は、同時に、規格への同調でもある。
ピクセルは中立である。しかし、その配列は中立ではない。
.jpgcellとは、細胞(CELL)と画像(JPG)のあいだに生まれた存在である。
それは、交換可能な人間であり、圧縮可能な自己であり、
情報として流通する身体である。

そしてその身体は、見られることによって規定され続ける。

国士文通省
井野口匡

AIは人間がつくったものである為、当然ながら現実の思考や価値観が無意識に反映されている。

しかも、その背景にある社会が男性優位である以上、それをそのままプログラムしているわけではなくても、どこか潜在的にその構造が水面下に入り込み、染みのようににじみ出てしまうように感じている。

AIをつくる側はきっと中立であろうとしている。(そうだと信じたい)
でも、中立という前提自体がすでに偏った社会の上に成り立っているのかもしれないと思っている。

例えば、AIに『世界のリーダーを具現化して』と頼むと、多くの場合、男性の姿が私の目の前に立ち上がる。女性のリーダーを見たければ、『女性で』と、わざわざ言わなければいけないのだ。
現実をもとに仮想がつくられる以上、それはある意味自然なことなのかもだが、当たり前のように『男性が』前提になっていることに、少し驚く。

この展示では、AIが生み出すイメージを通して、仮想現実の中にも潜んでいる男性優位の構造にフェミニズムという視点を重ねてみたいと思った。

フェミニズムは、女性のためだけのものではなく、いま私たちが生きている社会の中の当たり前だとずっと刷り込みされていた思考を疑うための考え方だと思っている。

AIの仮想の中にすら存在をする古い価値観。
その違和感を井野口匡個展『.jpgcel [/dzer’peg sel/]』で感じて欲しい。

増田みさ

(追記)
自分の写真をAIに読み込ませて、異性化する遊びがあるらしく、私も試してみた。

目の前の画面に現れた「男性の私」は…
笑ってしまうくらい、見事に『クズ男』の顔をしていた。

ねえ…チャッピー。なんで?笑
私のどこに、そんな要素を見つけたの?

国士文通省・井野口匡個展
.jpgcel [/dzer’peg sel/]
期間:2026年5月1日(金) – 2026年6月7日(日)
✨5/1は18:00オープニングレセプションよりスタート
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
※GW中の祝日は定休日オープンの為、5/7.8は臨時休廊とさせて頂きます
@kokushibuntsuushowsama

国士文通省・井野口匡 個展「.jpgcel [/dzer’peg sel/]」
※招待制 / Invitation Only Opening Reception のご案内

■ Opening Reception
2026年5月1日(金)18:00〜 21:00
※招待制 / Invitation Only
最初に 1 drink order を頂いてます🍸

■ 会場
LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401

※ご来場の際は招待メールをご提示ください

トークイベント『野良場集会』

写真家・伊島薫氏をお迎えし、展示作家・井野口匡氏との対談トークイベントを開催いたします。

伊島薫氏は、1980年代より音楽やファッションの分野を中心に活動してきた写真家です。
90年代には、伝説的ファッション誌『zyappu』や、小泉今日子をはじめとする俳優・女優をモデルにした作品シリーズ『死体のある風景(Landscapes with a corpus)』を発表。
そして2026年、新たに雑誌『野良』を創刊されました。

このたび、その発刊を記念し、LIBRIS KOBACOにて井野口匡氏との対談が実現します。

井野口匡氏もまた、ファッションを生業としながら並行してアート活動を展開する作家です。

“野良”をそれぞれのフィールドで体現してきたおふたりによる対談『野良場集会』。
ぜひこの機会にご参加ください。皆さまのご予約をお待ちしております。

トークイベント『野良場集会』
日程:2026年5月16日(土)
開演:19時~(開場18:30)
登壇:井野口匡 伊島薫
人数 : 15名程度 ご予約制
料金:1,000円+1drink🥤

【お申し込み方法★ご予約制】
店頭、インスタのDM、Xのメッセージ、メールにてご予約可能です
●代表の方の氏名、電話番号、参加者数をご記入の上、お申し込みください。
info@libris-kobaco.com

■展示後のイベントの為、一旦18時クローズ18:30再オープンです
■会場にはトイレがございませんのでご注意ください🙇‍♀️

井野口 匡(Masashi Inokuchi)
1984年生まれ。2007年 広島大学 工学部化学学科卒業。同年、同大学院物質化学システム専攻中退。2012年 文化ファッション大学院大学 ファッションデザイン研究科修了。

上海でアパレル企業に勤務後、2014年より古着事業「JP ARCHIVES」、福岡にて拠点「FASHION PLAYER」を店舗として持ち、個人のクローゼットを資産として再流通させるサービス「服託択宅(ふくたく)」を提供している。これらをベースに、衣服の価値・流通・認識の再設計を試みている。

アーティストとしては、
「#gg8803083」「DASA」「国士文通省」「正生活」などのシリーズを通じて、イメージ/制度/身体の関係性を主題に制作を行う。

化学的な物質理解とファッションにおける表象の経験を横断しながら、現代における人間=情報体としての在り方を探求。

本展「.jpgcel」では、
細胞(CELL)と画像データ(JPG)を構成単位として対比し、不可逆な生命と可逆的なデータの差異、およびそれらが交差する地点としての人間の知覚を提示する。

伊島薫 Izima Kaoru
1954年、京都市生まれ。
1980年代から、主に音楽やファッションの分野でカメラマンとして活動。 2000年ごろからドイツを皮切りにヨーロッパ各地やアメリカを中心に、 『死体のある風景(Landscapes with a Corpse)』シリーズを展開。 その後『ONE SUN』『あなたは美しい』『針と糸そしてけむり』などの作品を発表。 近年は、カメラを使わない写真「スクリーンショット・シリーズ」を展開中。
2026年3月、雑誌「野良」発刊。

野良は、
野良は、野良猫野良犬の野良である
周囲に迎合することなく群れずに我が道をゆく
野良は、往々にして孤独である
そうかと思えば世間様の人気者も大勢いるがけして擦り寄ったりはしない
野良は、協調性がないわけではない
自分を曲げないだけである
野良は、主張はしても声を荒げることはない
喧嘩をしたいわけではないのだから
野良は、天邪鬼だ
そのくせたいがいは無邪気なものである
野良は、疎ましがられることも多々ある
だからといって石を投げられたとしても投げ返すなんてことはない
野良は、敵が多いかもしれない
ただそのかわり味方も多い
野良は、世間の尺度を信じない
自分の尺度を信じているから
野良は、根っから野良だから
生まれ変わってもまたきっと「野良」になる
雑誌『野良』

これまでにもいくつかの雑誌メディアに携わってきましたが、いつも雑誌を始める時にはなにかしらきっかけがあります。
今回は、2024年の「zyappu展」で出会った20代の若者たちと話をするうちに、昨今お互いの目を気にしながら、のびとのびとした行動が憚られるこの時代に、そんなことに捉われることなくただひたすらに我が道を歩んでいる、そんな人たちを紹介する雑誌を作ろう、という思いから始まりました。

それが『野良』です。

創刊号の特集は「顔」。あまり知られていないと思いますが、Ken Ohara(小原健)さんという写真家の最初期の作品「ONE」をはじめ、今をときめくメイキャップアーティストからまだほとんど知られていない作家まで、顔をモチーフにした数々の興味深い作品を取り上げます。
さらに日本の古着ブームの火付け役となったDEPTの創業者 永井誠治さんや、L(エル)という名の繊細な感性とアグレッシブな表現を展開している刺繍作家、ファッションデザイナーでありながら独創的な陶芸作品を作っている真木洋茂さんなどなど、有名無名を問わず私たちが今注目する人たちを集めました。
そして特筆すべきは、小泉今日子さんが初めての連載小説を寄稿してくれています。

伊島薫

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

@kokushibuntsuushowsama

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林詩硯写真展『針の落ちる音』

2026.02.21(Sat) - 2026.04.05(Sun)
無料

写真作家・林詩硯(リン・シイェン)さんを台湾よりお迎えして、来月2月21日土曜日より
林詩硯写真展『針の落ちる音』を開催いたします。
@_jacka6pe

台湾出身の林詩硯写真展『針の落ちる音』は、作家自身のまなざしを感じるとても静かなポートレート作品が並び、彼女の作品を通して鑑賞者の心が共鳴をする写真作品を展示いたします。

展示初日には作家である林詩硯さんに在廊を頂き、初日夜にはトークイベントも開催予定です。

九州・福岡では初個展となる林詩硯写真展。
ぜひみなさまのご来場を心よりお待ちしております。

「痛みの唯一の共通点とは、他人と共有できない体験である。しかし、その共有できない痛みから生まれた孤独感はみんな同じだ。」と韓国の人権活動家のオムギホ氏は言う。
 
私が自傷行為を始めて14年経った。自傷癖があるわけではないが、いまだにやってしまう時がある。両親や精神科の先生含めた周りの人たちからは、それを知られる度に「死にたいのか?」と聞かれていた。こうした問いに当時の自分ははっきり反論することはできなかったが、その言葉に対して常に違和感を覚えていた。その時の私は死への恐怖を覚えるために自傷を始め、裂いた肌色から赤色が流れてきた時、本能的に怯えた。
その反応の底には、きっと生への欲求があるだろう。
気づいたら30歳を過ぎてしまい、今考えてみれば、命というのは、私が若い頃に思っていたよりずっと強いものなのだ。その色んな形の強さをこの目で見たかった。感情が潮のように日々満ち引き、それでも時間の流れはいつも静かで、風景の中に光っている。写真になったら、生きている証になれるだろうか。

いつか、その共有できない痛みから生まれた孤独感が和らぐように。

– 林詩硯 –

林詩硯写真展
『針の落ちる音』
期間:2026年2月21日(土) – 2026年4月5日(日)
✨3月29日までの予定でしたが4月5日まで特別延長✨
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)

林詩硯の写真集を読んでいた私はページをめくっていくにつれ半分ほど過ぎたあたりで写真集の紙が意図的に重さが変わったのかと思う感覚になり、ページを幾度か戻り紙の手触りを確かめた。
読み始める最初に持った写真集の重さの感覚と読み終わった後の重さの感覚が全く違うことに自分自身で気付きとても驚く。
林の写真集『針の落ちる音』は、私の手の中でずしりと重くなっていたからだ。

写真集のあとがきにもあるように、他者の痛みを感じることは難しい。
だが『針の落ちる音』には、ポートレートだけでは無く、当たり前に見ている日常の風景や些細な出来事を思い出すことのできる写真が合間合間に差し入ることで、彼女達の痛み、そして他者の痛みをより感じることができる写真作品のような気がしている。

LIBRIS KOBACO
増田みさ

作家プロフィール
林詩硯
台湾台北生まれ。台湾科技大学デザイン学科卒業、東京藝術大学先端芸術表現科修士課程修了。身体と精神の関係性に関心を持ち、ポートレイトを中心とした作品を制作している。2023年Backyard「PITCHGRANT」受賞、写真集に『針の落ちる音』(2024、赤々舎)がある。同写真集により、フォトシティさがみはら2024 新人奨励賞を受賞。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
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close tue.wed
13:00-18:00

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山西もも写真展『光の王国』

2025.12.13(Sat) - 2026.01.25(Sun)
無料

山西もも写真展『光の王国』を12月13日(土)から2026年1月25日(日)年末年始休廊(12/29-1/9)をはさみ開催いたします。

今展示の『光の王国』は、作家・山西ももさんが、ネパール・ヒマラヤのムスタンを訪れ、その土地で拾い集めた素材を使い、作家本人自らが制作をしたピンホールカメラにて撮影をされた写真を展示。

東京芸大にて鋳金を専攻していた山西は、写真はまるで金属が鋳型に流し込まれることで形を得る工程と同じように感じると、語っています。
ピンホールカメラが捉えた像は、柔らかな光をにじませながらも世界の輪郭をフィルムに静かに焼き付けるからなのかもしれません。

山西はこのプロセスを通じて、触れることのできない光や時間を定着させていくのです。

福岡・九州では初個展となる山西ももさん。
初日と二日目は在廊してくださり、自作のピンホールカメラによるポートレート撮影会も開催です。(終了しております)

そして、展示の最終日と前日2026/1/24.25の両日も在廊とイベントを開催します。
ぜひどのイベントもみなさまのご参加(ご予約)をお待ちしております。

①✨山西ももトークイベント✨
『鋳造と写真 -ピンホールカメラという鋳型-』

ピンホールカメラの仕組みの事、なぜヒマラヤで撮影をするに至ったのか、そして学生時代を通して学んだ鋳造と写真との関係性などのお話を光の王国の作家である山西ももさんにトークして頂きます。
初日の在廊の際にご来場のみなさんから頂いたたくさんの質問や疑問をもとにしてのトークとなりますので、とても興味深い内容となることでしょう!

日程:2026年1月24日(土)
開演:19時~(開場18:30)
登壇:山西もも
人数 : 15名程度 ご予約制
料金:1,500円(500円分のお買物券付)
※18:00で一旦ギャラリーをクローズ、18:30より再度開場させて頂きます

② ピンホールカメラを楽しむワークショップ
薄い銅板に、レンズの代わりとなる針穴を自分の手で開け、それをダンボールに取り付けてピンホールカメラを完成させます。(完成サイズは約8cm角の直方体です)
ギャラリーを簡易的な暗室として使用し、暗室作業のデモンストレーションも体験していただきます。
その後、白黒の印画紙をカメラに入れ、各自お好きな場所で風景やポートレートを撮影します。
撮影した写真は、当日に現像を行います。当日の対応が難しい場合は後日現像し、完成次第ご参加のみなさまへ郵送いたします。
ピンホールカメラの材料はこちらでご用意いたします。三脚をお持ちの方はご持参ください。
感光剤を使った写真の仕組みや光の原理を、実際の体験を通して感じていただけるワークショップです。普段あまり写真を撮らない方も、ぜひお気軽にご参加ください。
📸ピンホールカメラはお持ち帰りして頂けます。

日程:2026年1月25日(日)
開場:1130時~(約1時間ほど)
講師:山西もも
料金:大人3,000円+切手代110円
           学生2,200円(30歳以下)+切手代110円※学生証ご持参ください
※切手代は郵送の方のみとなります
人数 : 12人程度 ご予約制
必要なもの
■30歳以下の学生の方は学生証
■三脚をお持ちの方は三脚

※どちらもご応募多数の場合は抽選とさせて頂きますので(先着順ではございません)ご了承の程、よろしくお願いします。

【お申し込み方法★ご予約制】
店頭、インスタのDM、Xのメッセージ、メールにてご予約可能です!
●イベント番号、代表の方の氏名、電話番号、参加者数をご記入の上、お申し込みください。
●イベント2つ共にご参加も可能です。ぜひ両日ともお楽しみくださいね。
✉︎info@libris-kobaco.com

Momo Yamanishi photo exhibition
『The Light / Mustang』
2025.12.13-2026.1.25
@momoyamanishi

山西もも写真展
『光の王国』
期間:2025年12月13日(土) – 2026年1月25日(日)
年末年始休廊(12/29-1/9)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00(最終入場17:30)
定休日:火曜・水曜日(年末年始12/29-1/9)

初日12/13と14には作家・山西ももさんによる『ピンホールカメラで撮るポートレート撮影会』を開催予定です!

写真集をお買い求めの方は無料でご参加頂けますのでぜひいらしてくださいね(^^)

光の王国 — ピンホール・ポートレート撮影会

日時:12月13日(土)14(日)13:00-16:00ぐらいまで
場所:LIBRIS KOBACO

山西ももさんの写真集を当日ご購入いただいた方📘
先着順となりますがご予約も受け付けますのでお気軽にDMをくださいね。

山西ももさんによる、ピンホールカメラを使ったポートレート撮影会。窓から差し入る光を取り込みながらゆっくりと写し出される体験をぜひお楽しみ頂けたら嬉しいです。

「光の王国」は、ヒマラヤを旅する中でネパールのムスタンに偶然立ち寄ったことをきっかけに、以来、断続的に訪れながら撮影したピンホール写真を中心に構成しています。
ムスタンは、かつてチベットからインドへ岩塩を運ぶ交易路として栄え、2008年にネパール政府が藩王制を廃止するまで、ネパール領の自治王国として存続していた地域です。北のチベット高原からヒマラヤ山脈の谷間を吹き抜ける強風や水の侵食によって形成された数多くの洞窟、そしてアンモナイトの化石など、独特の地形と痕跡が今も残っています。

私はこうした場所を歩き、その地形や文化に触れる中で作品の着想を得てきました。歩くという行為は、風景や土地を介して、人々が重ねてきた記憶を想起することでもあります。

本展では、写真集に収録した9点の写真作品に加え、4点の鋳造作品、さらに未発表の写真作品を1点展示いたします。
初めての福岡での展示となります。ご高覧いただけましたら幸いです。
ー 山西もも ー

山西もも|Ymanishi Momo

1995年 大阪府吹田市生まれ。
千葉県在住
2021年東京芸術大学美術研究科鋳金専攻修了。幼少期に父と登山を経験し、学生時代は山岳部に所属。日本の山々をはじめ、アラスカ、ネパール、パキスタンの山々に登る。大学では日本の伝統的な金属鋳造技法をはじめとする金属の加工技術を学ぶ。2018年より、金属の鋳造と写真の特性に共通点を見出し、写真と彫刻の間を往還しながら制作を続ける。現在はピンホールカメラを自作するなどし、光や時間と いった無形のものに対し「鋳造」という行為を軸に作品を発表している。
主な個展に「光の王国」(72gallery / 東京 / 2024「) 、光を吹く」(ars gallery / 東京 / 2022) など。T3 STUDENT PROJECT 2023、ZOOMS JAPAN 2024 グランプリ受賞。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

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LIBRIS KOBACO六周年記念特別展示 山元彩香写真展 『Sand,Water and Dust』

2025.08.01(Fri) - 2025.09.07(Sun)
無料

LIBRIS KOBACO六周年記念特別展示
山元彩香写真展
『Sand, Water and Dust』を開催いたします。
@ayakayamamotoo

LIBRIS KOBACOでは2度目の個展となる山元彩香。
三周年記念特別展示から3年ぶりとなる本展では、ヨーロッパとアジアの境界に位置し独自の文化と歴史を持つ国、ジョージアで2023年に撮影された作品群を展示いたします。

展示初日、8月1日には作家・山元彩香さんが在廊予定です。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

あまりにも美しかった。
目の前に広がる1枚のプリントから目が離せなくなった。

山元彩香が写した深い漆黒の美しさを目の当たりにして息をのんでしまった。

この数ヶ月間、
私は山元の写真を伝えるために美しいという言葉に変わるなにか別の相応しい表現が無いものかと自分の頭の中を探し回った。

ただ美しいという言葉だけでは足りないような気がして、どう表現をすればこの感情を伝えられるのかと。
それほどに彼女の作品は写真の1枚1枚が細部まで美しかったからだ。

写真を表現する言葉には独特な言い回しが多い。日頃使わないような不思議な言葉を写真を表現する時に当てはめて使う人も多い。
私もそれに倣って独特な難しい表現も考えたりしたが結局はやめてしまった。
だんだんとそんなことは私の虚栄心から来ることなのではないかと思うようになったからだ。

目を離せず息をのみ、そして私の体の中から、思わず深い息と共に声に出た美しいという言葉。
その言葉は心からの感情と結びついた言葉なのだから…。
日常にある単純な表現だけれど、それ以外の表現なんて必要ないほどに山元彩香の写す世界は息をのむほどに本当に美しい。

LIBRIS KOBACO
増田みさ

LIBRIS KOBACO六周年記念特別展示
山元彩香写真展
『Sand, Water and Dust』
期間:2025年8月1日(金) – 2025年9月7日(日)※会期延長
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)

© Ayaka Yamamoto
Courtesy of Taka Ishii Gallery Photography / Film

山元彩香は1983年神戸市生まれ。2006年に京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。大学では最初、絵画を専攻するが、次第に自身の身体を使ったパフォーマンス作品や映像作品の制作に移行し、2004年のサンフランシスコへの留学を機に写真の制作を始める。言語によるコミュニケーションが難しい状況のなかでの撮影は、写真というメディアが本質的に抱える性質以上に他者との様々な接点を作家にもたらし、以降、暴力的でありながらも極めて魅力的なイメージ生成の場と言えるポートレートの撮影を続ける。馴染みのない国や地域へ出かけ、そこで出会った少女たちを撮影することで、その身体に潜む土地の記憶と、身体というものの空虚さを写真にとどめようとする。2009年のフィンランド、エストニアでの撮影を皮切りに、エストニア(2010年)、ラトビア(2011、12、14年)、フランス(2012、13年)、ロシア(2014年)、ウクライナ(2015年)、北海道(2015年)、ブルガリア(2016年)、ルーマニア(2017年)、ベラルーシ(2018年)、マラウイ(2019年)、沖縄(2020、21年)ジョージア(2023年)と各地で撮影を行ってきた。主な個展として「We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers」タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー / フィルム(東京、2021年)、「organ」void+(東京、2019年)、主なグループ展として「記憶は地に沁み、風を超え 日本の新進作家 vol.18」東京都写真美術館(2021年)などが挙げられる。東欧やアフリカの各地で撮影を行い、国内外で写真展やレジデンスに参加。2019年に出版された写真集『We are Made of Grass, Soil, and Trees』(T&M Projects、2018年)でさがみはら写真新人奨励賞を受賞。東京都写真美術館、清里フォトアートミュージアム(山梨)、Villa Pérochon Centre d’Art Contemporain Photographique(ニオール)に作品が収蔵されている。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

LIBRIS KOBACO(リブリス コバコ)



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