EXHIBITION


New Exhibition


写真

齋藤陽道写真展『絶対』

2024.06.22(Sat) - 2024.08.12(Mon)
無料

LIBRIS KOBACO 五周年記念特別展示として写真作家・齋藤陽道さんをお迎えして齋藤陽道写真展『絶対』を開催いたします。

齋藤陽道は、2010年写真新世紀優秀賞。2014年日本写真協会新人賞。
そして、2019年『感動、』(赤々舎)にて木村伊兵衛写真賞最終候補に選出。
写真家としての活動だけでなく『写訳 春と修羅』『それでも それでも それでも』(ナナロク社)、『声めぐり』(晶文社)など数多くの著書を出版、また自身主演のドキュメンタリー映画『うたのはじまり』が2020年に公開されるなど多方面に活躍を続けている写真作家です。

今展示『絶対』は、「今生きていて、やがて死んでゆく私たちが今こうして出会っているという事実を絶対的なものとして強くあらしめたい」と作家が語るように、目の前にいる被写体、作家自身、そして鑑賞者である私たちもみな同じく生きて死んでいく存在であると強く感じさせてくれる太陽の光を見つめ撮影した逆光ポートレイト作品を展示いたします。

LIBRIS KOBACO 五周年記念特別展示
齋藤陽道写真展
『絶対』
期間:2024年6月22日(土) – 2024年8月12日(祝月)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)

//作家プロフィール//
齋藤陽道
1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。
2010年、写真新世紀優秀賞受賞。2013年、ワタリウム美術館にて個展。2014年、日本写真協会新人賞受賞。
写真集に『感動』、続編の『感動、』(赤々舎)で木村伊兵衛写真賞最終候補。
『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社・第65回熊日文学賞受賞)、『ゆびのすうじ へーんしん』(アリス館)、『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社)、『異なり記念日』(医学書院・シリーズ ケアをひらく、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)、『声めぐり』(晶文社)、など刊行。
2022年には、Eテレ『おかあさんといっしょ』のエンディング曲『きんらきら ぽん』の作詞を担当。

写真家、文筆家としてだけでなく、活動の幅を広げている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

少しだけ空気の湿った雨の日には写真集を読みたくなる。
なぜなら、かすかに雨の気配を感じながらページをめくるのが好きだからだ。
でも齋藤陽道の写真はなぜか雨の日ではなく晴れの日に読みたくなる。
鮮やかな光が差し込む窓辺で彼の写真集を開く、めくるたびに写真と光が混じり合うような感覚になるからだと思う。
最初に齋藤陽道の作品を見た時、展示会場から外に出て空を見上げた時も晴れの日だった。
沢山の感情や思いを抱えながら見上げると、まるで空の色も雲の色もなんだか世界が違う色に見えた。
空にかざした手のひらから溢れるまぶしい光はまるで齋藤陽道の写す光のように感じられた…。

-LIBRIS KOBACO 増田みさ-

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

Exhibition Archive


写真

遠藤文香写真展 『Kamuy Mosir』

2024.05.11(Sat) - 2024.06.16(Sun)
無料

LIBRIS KOBACOでは、5月11日土曜日から6月16日日曜日まで遠藤文香写真展 『Kamuy Mosir』を開催いたします。
@e__n__d__

写真作家・遠藤文香の福岡初個展となる『Kamuy Mosir』

動物や植物、石や自然などをストロボを用いて撮影をし、色や質感を遠藤の見た実際のイメージに近づける鮮やかな作品を制作している。

遠藤の目に映る世界はきっとこう見えているんだと思わせてくれる説得力のある色鮮やかな世界観は、タイトルのアイヌ語「Kamuy Mosir カムイモシリ」 - 神々の住まう地 –  という言葉そのものな気がするのです。

遠藤文香の写した美しい作品の数々。
デジタルの画面越しではなく、LIBRIS KOBACOの会場にて実際にみなさんの目で感じて欲しいと願っています。
 
 
写真展開催中には福岡・太宰府にて行われる福岡アートブックフェア内の(6/14〜6/16) LIBRISKOBACOスペースにて今展示と連動をした企画である、作家・遠藤文香と対談でのトークイベントや、遠藤の写真集・Swaying Flowers(rosin books)のブックローンチも開催予定。
詳細はHPやインスタにて
@fukuokaartbookfair

遠藤文香写真展
『Kamuy Mosir』
期間:2024年5月11日(土) – 2024年6月16日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水 祝日は営業

///作家プロフィール///
遠藤文香
1994 年生まれ。 2021 年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。東京を拠点に
写真家/ アーティストとして活動している。
主な展示に個展「when I see you, you are luminous」(2023、Tokyo International
gallery、東京)「Kamuy Mosir」(2021、KITTE 丸の内、東京 )、個展「the belief in
Spiritual Beings」(2022、NADiff Gallery、東京)、「浅間国際フォトフェスティ バル
2022」参加など。主な受賞に「写真新世紀 2021」佳作入賞 ( オノデラユキ選 ) がある。
ayakaendo
Born in 1994. Graduated from the Tokyo University of the Arts Graduate School,
specializing in design, in 2021. She is an artist based in Tokyo.
Notable exhibitions include the solo exhibition “when I see you, you are luminous”
(2023, Tokyo International Gallery, Tokyo), “Kamuy Mosir” (2021, KITTE Marunouchi,
Tokyo), and the solo exhibition “the belief in Spiritual Beings” (2022, NADiff Gallery,
Tokyo). Also participated in the Asama International Photo Festival 2022. Received the
Photography New Century 2021 Honorable Mention (judged by Yuki Onodera).

展示歴
個展
2023 「 when I see you, you are luminous」Tokyo International Gallery, 東京
2022 「The belief in Spritual Beings」Nadiff Gallery, 東京
2021 「Kamuy Mosir」代官山蔦屋書, 東京
2021 「 Kamuy Mosir」KITTE 丸の内 , 東京
グループ展
2023 「 マイマップでラインとシェイプを描画する」タカ・イシイギャラリー , 前橋
2022 「 遊歩する分人」MA2 Gallery, 東京
2022 「浅間国際フォトフェスティバル2022」 PHOTO ALT, virtual
2021 「キャノン写真新世紀2021」 東京都現代美術館 , 東京
Solo exhibitions
2023 “when I see you, you are luminous” Tokyo International Gallery / Tokyo
2022 “The belief in Spritual Beings” Nadiff Gallery / Tokyo
2021 “Kamuy Mosir” Daikanyama Tsutaya / Tokyo
2021 “Kamuy Mosir” KITTE Marunouchi / Tokyo
Group exhibitions
2023 “Drawing lines and shapes on My Maps” Taka Ishii Gallery / Maebashi
2022 “Pomenading Dividual” MA2gallery / Tokyo
2022 “Asama International Photo Festival 2022” PHOTO ALT / virtual
2022 “My Sky, Your Wings” Ming Shakan / Ningbo, China
2021 “Canon New Cosmos of Photography 2021”
Museum of Contemporary Art Tokyo / Tokyo

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

Exhibition Archive


写真

柏田テツヲ写真展『樹樹』

2024.03.30(Sat) - 2024.04.29(Mon)
無料

2024年3月30日土曜日から4月29日祝日の月曜日まで
柏田テツヲ写真展 『樹樹』を開催いたします。
@tetsuokashiwada
※会期延長※

昨年のKYOTOGRAPHIE2023『Ruinart Japan Award Winner』であり、今年のKYOTOGRAPHIE 2024にて京都・両足院でも展示をされる
写真作家・柏田テツヲさん。
LIBRIS KOBACOにてKYOTOGRAPHIEより少し早めですがほぼ同時期に展示をして頂くことになりました。

今展示『樹樹』は、オーストラリアの大規模な森林火災での自然を対象にした作品 Into the Gray
そして屋久島でのレジデンスで滞在制作した自然と共作した作品Nearly equal
自然への対象から共作へと移りゆく2作品を展示を致します。

春の桜が咲く美しい大手門。みなさまを心よりお待ちしております(^^)

==========

森は燃えてもなお私たちに自然の美しさを見せてくれる。

気候変動の真っ只中の今日に、私たちと自然はどうあるべきなのかを問われる作品群Into the Gray
2枚の写真を対にし、それぞれを人間と自然と見立てることで、その関係性を表現した作品Nearly equal

Into the Grayでは“自然を対象として撮る”ことの先にあったのは、“自然とともに撮る”こと。
作品では自然とその一部である人間との関係を問いかけようとしたその一枚一枚には、フィルムの傷や現像ムラ、レンズを濡らす雨粒など、人のコントロールによらない様々な現象の痕跡がNearly equalには残されている。

-柏田テツヲ-

朽ちていく花が好き。
その過程を見ることで生きているという実感が体の中に入ってくる感覚になる。

柏田テツヲが写す美しい朽ちていく樹樹、
そしてその朽ちてしまった樹樹を養分にして蒼蒼と繁る森。

生きること、
朽ちること、
死ぬということ

柏田テツヲの写真が気づかせてくれる。
『生きる』ことは死に向かって生きていくことなのだと。

LIBRIS KOBACO

柏田テツヲ写真展
『樹樹』
期間:2024年3月30日(土) – 2024年4月29日(祝月)
※会期延長※
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水

///作家プロフィール///
柏田テツヲ
旅をしながら自然や人に出会い、そこで感じた疑問や違和感に目を向ける。自然と人間の関係性、共存と分断そして環境問題をテーマに作品を制作している。主な受賞歴に「YPF PHOTO AWARDS 2022 最優秀賞」、「JAPAN PHOTO AWARD」(2021)、第43回写真新世紀 佳作(2020)などがある。主な展示に「屋久島国際写真祭」(2022)、「OFF GRID Indipendent Photo Festival Wien」(2022)、Rotterdam Photo(2024)、PhMuseum Days 2023などがある。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

Exhibition Archive


写真

王露写真展『Frozen are the winds of time』

2023.12.02(Sat) - 2024.01.14(Sun)
無料

LIBRIS KOBACOでは、12月2日土曜日から来年2024年の1月14日日曜日まで
王露写真展 『Frozen are the winds of time』を開催いたします。
@wangxixi_foto

「第47回木村伊兵衛写真賞」最終5名にノミネートされた中国山西省出身の写真家・王露(Wang Lu)さん。

造本設計を町口覚さんがされた同名の写真集は、ページを開く前から素晴らしい写真集だとわかってしまう程…。
私の目は表紙に写る彼女の父の写真に釘付けになってしまったのです。

来年2024年まで開催をする王露さんの写真展 『Frozen are the winds of time』
寒い時期にはなりますが、LIBRIS KOBACOを暖めてみなさまをお待ちしております。

==========

私はまだ亡くなった母の日記を読むことが出来ない。
心の隅っこにあるたくさんの小さな後悔がいつも泡のように広がり読むことを拒否させているからだ。

王露の写真集『Frozen are the winds of time』は、彼女の母の日記を写した写真から始まる。

海の向こうに暮らす私の知らない家族。
王露の父と母だ。
写真家・王露の父親は、彼女が12歳の時に事故により脳に損傷を受け精神障害の診断がくだっている。
ページをひらくと彼は拳や手のひらでシャッターを遮るように顔を隠し、ときに真っ直ぐに娘の向けるカメラのファインダーをじっと見つめている。
そして、その父に寄り添いながら共に暮らす彼女の母も写真に写る。

もちろん写真の中の家族は、私の家族ではない。でもそこに写る私の家族ではない写真が私の家族と交差していく。

私は開くことが出来ない私の母の日記の存在を感じながら、王露の写真集のページを開く。
心の中の後悔の泡が少しだけ消えるのを感じながら。

王露写真展
『Frozen are the winds of time』
期間:2023年12月2日(土) – 2024年1月14日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水 年末年始(12/25-1/5)

///作家プロフィール///
中国山西省太原生まれ。
武蔵野美術大学造形学部映像学科卒業。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻修士修了。普段見過ごしている時間、記憶、日常生活などを写真メディアにより可視化し、現実世界を描写したり架空のストーリーを創作。主な賞歴に、KG+SELECT Awards(2022) 、Portrait of Japan 入賞(2021)、LensCulture Critics’ Choice 2020 Award(2020)、Reminders Photography Stronghold「COVID-19 パンデミック」公募展最優秀賞(2020)、キヤノン第2回SHINES入選(2019)、キヤノン写真新世紀佳作 (2019)、第20回写真「1_WALL」ファイナリスト(2019)など。2022年、British Journal of Photographyが選ぶ今年注目の写真家に選出された。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

Exhibition Archive


写真

富澤大輔写真展『遊回』

2023.10.21(Sat) - 2023.11.19(Sun)
無料

写真は写した瞬間から過去になっていく。
私の部屋の時計がチクタクと進むようにあっという間に『今』は『過去』になっていく。

でもなぜだろう…。
富澤大輔の写真集のページをめくるとその思いはどこかに消えかかってしまう。
本当に時計の針は、時間は、戻せないのだろうか。
そんなことを考えながら、時間の感覚が無くなっていくのを感じる。

それはまるで
富澤大輔の写真が、過去、今、いやむしろ未来を行き来しながらゆらいでいるかのように。

==============

LIBRIS KOBACOでは10月21日土曜日より
富澤大輔写真展『遊回』を開催いたします。

先行発売となる同名の写真集『遊回』も、どこよりもいち早くご覧頂けます。

『新乗宇宙』『字』に続き、LIBRIS KOBACOでの展示となる今展。

展示期間中には、赤々舎・姫野希美さんをお迎えして、富澤大輔さんとの対談形式のトークイベントも開催決定です!

お楽しみになさっててください。

富澤大輔写真展にてみなさまをお会いできるのを楽しみにお待ちしております!

富澤大輔写真展
『遊回』
期間:2023年10月21日(土) – 2023年11月19日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水
※会期中の祝日は営業※

============

【トークイベントのおしらせ】

富澤大輔写真展『遊回』の開催中である11月3日(金曜)20時より、作家本人である富澤大輔さんと、スペシャルゲストに赤々舎の姫野希美さんをお迎えしての対談形式でのトークイベントを行います。

会場:LIBRIS KOBACO
日時:11月3日(金)
OPEN/19:30 START/20:00(約60分ほどの予定)
¥1,500(税込)+1drinkオーダー
事前予約制(15名程度)

※展示会場はイベント準備の為に18:00で一旦クローズ。再オープンの19:30より会場に入れます。イベントは20:00スタートです。

お申し込み方法・注意事項
申込方法
✨ご予約制(約15名ほどの予定)✨
※応募多数の場合には抽選となります
●店頭、インスタのDM、メールにてご予約可能です。(お電話では受付ておりません)
・代表の方の氏名、住所、電話番号
・代表の方のE-Mailアドレス
・参加者全員の氏名、参加者数
をご記入の上、お申し込みください
info@libris-kobaco.com

注意事項
●展示とトークイベントの間は一旦準備の為にクローズし、19時30より再オープンとさせて頂きます。
●マスクの着用をお願いしております
● 会場にはトイレがありません。ご注意お願いいたします
●キャンセルは基本的にお断りさせて頂きます。少人数での開催の為、どうかご協力よろしくお願いします

============

富澤大輔
プロフィール
1993年生台湾高雄市生まれ。
2003年父の片見分けとして最初のカメラを手にする。2009年高校留学のため渡日。
2018年初個展「フラグメント」を福島県、わづくりやにて開催。2019年写真集《GALAPA》を刊行。2021年南方書局を設立。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

LIBRIS KOBACO(リブリス コバコ)



 ギャラリー期間 営業日
月、木、金、土、日曜( 休廊日  火、水曜 )
開催時期はexhibitionページでご確認いただけます。

ブックストア期間 営業日
木、金、土、日曜( 定休日  月、火、水曜 )
定休日以外に不定休もあり。

ギャラリーもブックストアも
詳しい営業日はblogにてご確認いただけます。


営業時間 13:00 - 18:00
Tel 090 8395 6010
Mail info@libris-kobaco.com
Access
.
福岡市中央区大手門3丁目2-26 田中ビル 401号室
Google Map