
前川光平写真展『家はガムテープで直せる』
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LIBRIS KOBACOでは、10月5日土曜日より
前川光平写真展 『家はガムテープで直せる』を開催いたします。
前川光平の撮る世界には、郊外に点在する奇妙な軒先の光景が記録されています。
それは、空き缶や自転車の車輪、看板や人形などの日用品が、本来の用途とは異なる姿で軒先に装飾されている光景です。
その奇妙に感じる光景が、みなさまの目にどう映るのか…ご来場の方の反応をいまから本当に楽しみにしています!
10月5日スタートの前川光平写真展『家はガムテープで直せる』にてみなさまを心よりお待ちしております!
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『家はガムテープで直せる』は、私が東京の郊外、雑然とした路地裏で、配達の仕事を7年間していた経験を基に構成されている。ガムテープでグルグル巻きにされた家、捨てられた自販機から生えたマネキンの首、大量の空き缶で装飾された自転車。配達中に路上で遭遇したこれらの奇妙なオブジェクトは、壊滅的なもの、間違ったもの、場当たりで意味不明なもの…しかし魅力的な、観光ガイドには決して載らない生々しい郊外の断片である。一般的に見過ごされていくこれらの存在は、路地裏の住人たちが生きていくために必要な場所をそれぞれ築き上げてきた証である。手作りの生々しさと、その奇妙な形状に魅了された私は、それらを観察するべき「モノの在り方」として記録している。
-前川光平-
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私たちはいつもどうやって見るもの見ないものを選択しているのだろうか。
ただ目に映る光景というのは、きっと無意識の選択によって切り取ってしまった世界を自分自身の枠の中でとらえているのだろう。
前川光平はそんな無意識に見ていない、見つけられない(あるいは見えてはいるが見ようとせずにいる)光景を写真に撮っているように感じる。
空き缶の花が咲く木々。
誰かの庭に鎮座する謎なオブジェ。
ガムテープでぐるぐるとまかれた不思議な何か。
けっして美しいわけではない誰かが作った、または作るつもりも無かった物体がただそこにあり、その光景を前川光平は撮影しているのだ。
彼に展示をして欲しいと思ったのは夜の闇の中でなぜこの光景を撮ろうと思ったのか…と、聞いてみたいと思ったことからスタートした。
「前川光平さんあなたはなぜこの奇妙にも見える光景を撮影しようと思ったんですか?」
もちろんその答えは彼から聞いているのだが、今展示である『家はガムテープで直せる』展で、私はもっと知りたいと思っている。
LIBRIS KOBACO
増田みさ
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前川光平写真展
『家はガムテープで直せる』
期間:2024年10月5日(土) – 2024年11月3日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水 会期中の祝日はオープン
///作家プロフィール///
前川光平
1993年、東京生まれ。2018年、日本大学芸術学部写真学科中退。金村修WS、海原力WS参加。
東京・埼玉で配達の仕事をしている時に見つけた奇妙な建築物”Yard Art”を記録した作品が、清里フォトアートミュージアム(2020-2022年度)に収蔵される。また、山奥に立つ案山子を題材した作品が、「PITCH GRANT 2023」(主催:THE BACKYARD)のファイナリストに選出される。
【グループ展】
2017年:Visual Communication Exhibition 2017(茨木県立つくば美術館)
2022年:Visual Communication Exhibition 2022 (茨木県立つくば美術館)
【個展】
2021年:『隣の芝は青い』 (Alt_Medium 東京)
2023年:『Carved Land』(IG Photo Gallery 東京)
【インタビュー】
ROADSIDERS’weekly (2021/1/06号, 2022/9/21号)
【収蔵】
清里フォトアートミュージアム (2020,2021,2022)
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

Nihki 『Spiral Dance』
無料
Nihki 『Spiral Dance』を9月7日土曜日より開催いたします。
Nihkiは、遠藤文香 @e__n__d__
中野泰輔 @taisuke_nkano
による写真家2名によるユニットです。
東京・Post-Fakeにて行われた Nihki (ayakaendo、中野泰)の新作写真集『SPIRAL DANCE』の出版を記念した展覧の巡回となる今展示。
ブックローンチ&展示という形式にてLIBRIS KOBACOで開催となります。
みなさまを心よりお待ちしております。
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新作『SPIRAL DANCE』では、アート、ファッションの領域で活躍する2名の写真家、ayakaendo、中野泰輔による写真
ユニット「Nihki」(ニヒキ)が、制作を通じてそれぞれ注目してきたアニミズム、民俗学的な近代以前の仰、儀式性、霊性を共通項に、現代社会から切断された不純で不自然な存在を写し出します。2人の写真の連なりによって、人工と自然、男と女、自己と他者、光と闇といったあらゆる二項対立が手を繋いで踊り出し、未知なる円環の渦へ巻き込まれていくでしょう。
写真集は、蛇腹製本による両面表紙となっており、始まりも終わりもない「スパイラル・ダンス」の様相を表現。デザインは、「JAGDA新人賞2024」を受賞した岡崎真理子が担当。
-Post-Fake紹介文より抜粋-
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Nihkiis photography unit by
ayakaendo @e__n__d__
Taisuke Nakano @taisuke_nkano
SPIRAL DANCE
by Nihki @_nihki_ (ayakaendo, Taisuke Nakano)
期間:2024年9月7日(土) – 2024年9月23日(祝月)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
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13:00-18:00

flotsam zines tour 2024 in LIBRIS KOBACO
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flotsam zines tour 2024📘📕📗
東京・代田橋にあるフロットサム ブックス(flotsam books)さんが4年前にスタートしたZINEのイベント。
3年前からツアーとなり巡回箇所を毎年増やしながら、今年の巡回は全国12ヵ所!
その福岡会場としてLIBRIS KOBACOでも開催頂けることになりました。
フロットサム ブックス(flotsam books)は、店主の小林さんがセレクトした写真集などのアートブックやZINEが数多く並び、そして山谷祐介さんのONSEN Iを出版もされたとっても素敵な本屋。
@flotsambooks
今年2024年は、有名無名とわず並ぶZINEの作家は約150組以上!!
福岡や九州の作家もたくさん参加しています。
みなさまを心よりお待ちしております!
flotsam zines tour 2024
期間:2024年8月17日(土) – 2024年8月19日(月)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
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本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
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13:00-18:00

齋藤陽道写真展『絶対』
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LIBRIS KOBACO 五周年記念特別展示として写真作家・齋藤陽道さんをお迎えして齋藤陽道写真展『絶対』を開催いたします。
齋藤陽道は、2010年写真新世紀優秀賞。2014年日本写真協会新人賞。
そして、2019年『感動、』(赤々舎)にて木村伊兵衛写真賞最終候補に選出。
写真家としての活動だけでなく『写訳 春と修羅』『それでも それでも それでも』(ナナロク社)、『声めぐり』(晶文社)など数多くの著書を出版、また自身主演のドキュメンタリー映画『うたのはじまり』が2020年に公開されるなど多方面に活躍を続けている写真作家です。
今展示『絶対』は、「今生きていて、やがて死んでゆく私たちが今こうして出会っているという事実を絶対的なものとして強くあらしめたい」と作家が語るように、目の前にいる被写体、作家自身、そして鑑賞者である私たちもみな同じく生きて死んでいく存在であると強く感じさせてくれる太陽の光を見つめ撮影した逆光ポートレイト作品を展示いたします。
LIBRIS KOBACO 五周年記念特別展示
齋藤陽道写真展
『絶対』
期間:2024年6月22日(土) – 2024年8月12日(祝月)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
定休日:火曜・水曜日(祝日は開催)
//作家プロフィール//
齋藤陽道
1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。
2010年、写真新世紀優秀賞受賞。2013年、ワタリウム美術館にて個展。2014年、日本写真協会新人賞受賞。
写真集に『感動』、続編の『感動、』(赤々舎)で木村伊兵衛写真賞最終候補。
『よっちぼっち 家族四人の四つの人生』(暮しの手帖社・第65回熊日文学賞受賞)、『ゆびのすうじ へーんしん』(アリス館)、『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社)、『異なり記念日』(医学書院・シリーズ ケアをひらく、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)、『声めぐり』(晶文社)、など刊行。
2022年には、Eテレ『おかあさんといっしょ』のエンディング曲『きんらきら ぽん』の作詞を担当。
写真家、文筆家としてだけでなく、活動の幅を広げている。
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少しだけ空気の湿った雨の日には写真集を読みたくなる。
なぜなら、かすかに雨の気配を感じながらページをめくるのが好きだからだ。
でも齋藤陽道の写真はなぜか雨の日ではなく晴れの日に読みたくなる。
鮮やかな光が差し込む窓辺で彼の写真集を開く、めくるたびに写真と光が混じり合うような感覚になるからだと思う。
最初に齋藤陽道の作品を見た時、展示会場から外に出て空を見上げた時も晴れの日だった。
沢山の感情や思いを抱えながら見上げると、まるで空の色も雲の色もなんだか世界が違う色に見えた。
空にかざした手のひらから溢れるまぶしい光はまるで齋藤陽道の写す光のように感じられた…。
-LIBRIS KOBACO 増田みさ-
本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
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13:00-18:00

遠藤文香写真展 『Kamuy Mosir』
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LIBRIS KOBACOでは、5月11日土曜日から6月16日日曜日まで遠藤文香写真展 『Kamuy Mosir』を開催いたします。
@e__n__d__
写真作家・遠藤文香の福岡初個展となる『Kamuy Mosir』
動物や植物、石や自然などをストロボを用いて撮影をし、色や質感を遠藤の見た実際のイメージに近づける鮮やかな作品を制作している。
遠藤の目に映る世界はきっとこう見えているんだと思わせてくれる説得力のある色鮮やかな世界観は、タイトルのアイヌ語「Kamuy Mosir カムイモシリ」 - 神々の住まう地 – という言葉そのものな気がするのです。
遠藤文香の写した美しい作品の数々。
デジタルの画面越しではなく、LIBRIS KOBACOの会場にて実際にみなさんの目で感じて欲しいと願っています。
写真展開催中には福岡・太宰府にて行われる福岡アートブックフェア内の(6/14〜6/16) LIBRISKOBACOスペースにて今展示と連動をした企画である、作家・遠藤文香と対談でのトークイベントや、遠藤の写真集・Swaying Flowers(rosin books)のブックローンチも開催予定。
詳細はHPやインスタにて
@fukuokaartbookfair
遠藤文香写真展
『Kamuy Mosir』
期間:2024年5月11日(土) – 2024年6月16日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水 祝日は営業
///作家プロフィール///
遠藤文香
1994 年生まれ。 2021 年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。東京を拠点に
写真家/ アーティストとして活動している。
主な展示に個展「when I see you, you are luminous」(2023、Tokyo International
gallery、東京)「Kamuy Mosir」(2021、KITTE 丸の内、東京 )、個展「the belief in
Spiritual Beings」(2022、NADiff Gallery、東京)、「浅間国際フォトフェスティ バル
2022」参加など。主な受賞に「写真新世紀 2021」佳作入賞 ( オノデラユキ選 ) がある。
ayakaendo
Born in 1994. Graduated from the Tokyo University of the Arts Graduate School,
specializing in design, in 2021. She is an artist based in Tokyo.
Notable exhibitions include the solo exhibition “when I see you, you are luminous”
(2023, Tokyo International Gallery, Tokyo), “Kamuy Mosir” (2021, KITTE Marunouchi,
Tokyo), and the solo exhibition “the belief in Spiritual Beings” (2022, NADiff Gallery,
Tokyo). Also participated in the Asama International Photo Festival 2022. Received the
Photography New Century 2021 Honorable Mention (judged by Yuki Onodera).
展示歴
個展
2023 「 when I see you, you are luminous」Tokyo International Gallery, 東京
2022 「The belief in Spritual Beings」Nadiff Gallery, 東京
2021 「Kamuy Mosir」代官山蔦屋書, 東京
2021 「 Kamuy Mosir」KITTE 丸の内 , 東京
グループ展
2023 「 マイマップでラインとシェイプを描画する」タカ・イシイギャラリー , 前橋
2022 「 遊歩する分人」MA2 Gallery, 東京
2022 「浅間国際フォトフェスティバル2022」 PHOTO ALT, virtual
2021 「キャノン写真新世紀2021」 東京都現代美術館 , 東京
Solo exhibitions
2023 “when I see you, you are luminous” Tokyo International Gallery / Tokyo
2022 “The belief in Spritual Beings” Nadiff Gallery / Tokyo
2021 “Kamuy Mosir” Daikanyama Tsutaya / Tokyo
2021 “Kamuy Mosir” KITTE Marunouchi / Tokyo
Group exhibitions
2023 “Drawing lines and shapes on My Maps” Taka Ishii Gallery / Maebashi
2022 “Pomenading Dividual” MA2gallery / Tokyo
2022 “Asama International Photo Festival 2022” PHOTO ALT / virtual
2022 “My Sky, Your Wings” Ming Shakan / Ningbo, China
2021 “Canon New Cosmos of Photography 2021”
Museum of Contemporary Art Tokyo / Tokyo
本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00
LIBRIS KOBACO(リブリス コバコ)

月、木、金、土、日曜( 休廊日 火、水曜 )
開催時期はexhibitionページでご確認いただけます。

木、金、土、日曜( 定休日 月、火、水曜 )
定休日以外に不定休もあり。


詳しい営業日はblogにてご確認いただけます。
営業時間 | 13:00 - 18:00 |
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Tel | 090 8395 6010 |
info@libris-kobaco.com | |
Access . |
福岡市中央区大手門3丁目2-26 田中ビル 401号室 Google Map |