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橋本貴雄写真展『風をこぐ』

2021.10.30(Sat) - 2021.11.28(Sun)
無料

現在、ドイツ・ベルリンで活動をしている橋本貴雄さんの写真展『風をこぐ』を開催いたします。
今展示は、2005年に路上で保護した野良犬フウと写真作家橋本さんが、日本各地、そしてベルリンで過ごした12年間の記録の写真展示の巡回展です。

※LIBRIS KOBACO会期中の売り上げの一部は、犬猫の保護活動団体へ寄付をさせて頂きます。

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フウは2005年に福岡県の路上で轢かれていたところを保護した。
事故により後ろ脚は動かなくなっていたので、手術を受け、リハビリを重ねたが普通の犬のように歩くことはできなかった。
それでも、バタバタとうねるように走り、時々尻もちをつきながら自分で立って歩けるまでに回復した。

写真を始めたのはその頃だった。 写真を撮っているとき、その写真で作品作りをするつもりはその時も、それから先もなかった。
ただ、目の前のことにいつもはじめての様に反応し、動いているフウに自然と視線が向いて、それにつられてシャッターを切っていた。

福岡、それから大阪、東京、ベルリンと12年間を一緒に過ごした。

私はいつもフウの側にいて、そこでただ見つめていたように写真が残った。

-橋本貴雄-

【プロフィール】
1980 熊本県生まれ
2008 ビジュアルアーツ大阪写真学科夜間部卒業 
2008-2011 イイノメディアプロ勤務
2011~ ベルリン在住

個展
2011 「Abjet」 Nitehi Works, / 横浜
2015 「Abjet」 Galerie Emma T / ベルリン 
2020 「風をこぐ」冷泉荘 / 福岡

グループ展
2012 「Unsichtbar」Kunstverein Wolfsburg / 
ヴォルフスブルク ドイツ 
2012 「Unsichtbar」 Galerie Bild plus, ベルリン

受賞
2021 「Kette」キヤノン写真新世紀 佳作(椹木野衣氏選)

出版
2021 「風をこぐ / To Row the Wind」 (モ・クシュラ社)

【Profile】
1980 Born in Kumamoto, Japan
2008 Completed in Photography at Visual Arts Osaka 
2008-2011 Worked at Iino media pro 
(Photo studio), Tokyo 
2011~ Lieves and works in Berlin Germany

Solo Exhibition
2011 「Abjet」 at nitehi works, Yokohama, Japan
2015 「Abjet」 at Galerie Emma T, Berlin Germany
2020 「風をこぐ / To Row the Wind」at Reizenso, Fukuoka, Japan

Group Exhibition
2012 「Unsichtbar」 at Kunstverein Wolfsburg , Wolfsburg Germany 
2012 「Unsichtbar」 at Galerie Bild plus, Berlin Germany

Prize
2021 「Kette」Honorable Mention at Canon new cosmos of photography 

Publishing
2021 「To Row the Wind」( Mochuisle Books)

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フウちゃん
君が一生懸命に生きた12年の記録。
写真集を見る度にその姿にほろほろと涙が溢れてきて
いつも途中で見れなくなって
でもまたページを廻って
そしてまたほろほろと泣いて‥
いつもその繰り返しです。

一生懸命に橋本さんを追いかけたフウちゃん。
カメラをじっと見るフウちゃん。
ベルリンで暮らしたフウちゃん。

君の生きたあの頃のたくさんの写真。
あの頃の君に会えるのが今からとても嬉しいです。

-LIBRIS KOBACO-

橋本貴雄写真展
「風をこぐ」
2021年10月30日(土) 〜 2021年11月28日(日)
入場無料
会場 LIBRIS KOBACO
時間 13:00~18:00
休廊日 月曜火曜水曜
※祝日は休まずオープン

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday thu.fri.sat.sun
close mon.tue.wed
13:00-18:00

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安藤瑠美写真展 『TOKYO NUDE』

2021.09.10(Fri) - 2021.10.17(Sun)
無料

フォトグラファー。
そしてフォトレタッチャーとして活動する安藤瑠美さんによる写真展『TOKYO NUDE』を開催いたします。

東京の街の風景から看板や窓、アンテナなどをデジタル処理して消している景色(レタッチ=消す)が、一面に広がる写真作品。
こんなにも東京の街は美しく多彩で
幾千幾万もの人々の息遣いを消しても鮮やかに目に映る。
それはまるで見たことのない不思議の国に迷い込んだような感覚の写真たち。

安藤瑠美の撮る美しい東京の街。
ぜひその景色をご覧頂けたらと思います。

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東京は、時代とともに新陳代謝を繰り返してきた。
ひしめき合うように建てられたビル群は、まるで都会に根差した一つの生命体のようだ。
東京に暮らす私は、この硬質な生命体と共生している。

一方、人同士の共同体意識はネット上に移行しているように感じる。遠距離のバーチャルな繋がりの方が、壁を挟んだ隣人との関係よりもよっぽど重要だったりする。
バーチャルがリアル化し、リアルがバーチャル化している。
今や東京という都市の輪郭はボヤけつつある。

我々にとって物質的な機能が不要になった時、東京はどんな姿になるのだろう。
そこには入口も出口も存在しない、箱としての建造物が広がる。
全ての活動は箱の中で完結し、都市からは写真や文字、人の消費活動の痕跡は消滅している。

人間に装飾された文明という衣服を脱ぎ捨てた、
東京の露わな姿=「TOKYO NUDE」 が広がる。

それは我々にとってのディストピアなのか
東京にとってのユートピアなのか

私達は、確実に変わりゆく東京の輪郭に対峙していかなければならない。

-安藤瑠美-

プロフィール
1985 –
岡山県生まれ。2010年に東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業後、アマナグループの株式会社アンに入社。2019年にTHE REFERENCE ASIA「PHOTO PRIZE 2019」ナタリー・ハーシュドーファー選優秀作受賞。写真集に『TOKYO NUDE』がある。

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安藤瑠美写真展
「TOKYO NUDE」
2021年9月10日(金) 〜 2021年10月17日(日)
入場無料
会場 LIBRIS KOBACO
時間 13:00~18:00
休廊日 月曜火曜水曜
※祝日は休まずオープン

⚠️大事なお知らせ⚠️
展示最終日17日は1時間繰り上げとなります🙇‍♀️
10/17(日)※展示最終日
12時から17時までとなります。
みなさまご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday thu.fri.sat.sun
close mon.tue.wed
13:00-18:00

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山谷佑介写真展 『RAMA LAMA DING DONG』

2021.07.31(Sat) - 2021.09.05(Sun)
無料

LIBRIS KOBACO 二周年記念特別展示として唯一無二の世界観でジャンルや国を超えて支持を広げる写真家・山谷佑介さんの写真展『RAMA LAMA DING DONG』を開催いたします。

山谷の福岡初個展となる本展『RAMA LAMA DING DONG』は、2014年に山谷と妻の日本縦断(大分・鹿児島・長崎など含む)の新婚旅行の写真作品を本展に合わせ再構築し展示する写真展となります。

不自由を強いられる息苦しいコロナ禍の時代において、山谷の過去作である『RAMA LAMA DING DONG』の自由が当たり前であった時代の写真は、今の私たちがなによりも求め切望しているのではないか。と、思い至るのです。

自由とは夫婦とは。切望とは愛とは。
美しい写真と共に様々な思いを抱き観て頂ければと思います。

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2009年、東京の写真スタジオで働いていた。まだ写真をやり始めて2年くらい。気持ちはいつも鬱屈としていた。ここじゃない。
ひょんな出会いから、仕事を辞めて長崎に住むことにした。上司からは呆れられた。
母親から廃車予定だった車を譲り受け、東京のアパートから荷物を全て詰め込んで九州を目指した。
関門海峡を過ぎると途端に周りの車の運転が荒い。煽り、幅寄せ。見ず知らずの土地や文化に触れる高揚感。
それから1年弱、長崎に住みながら九州のいろいろな場所を旅した。この時の経験が自分の生き様を方向付けたような気がする。

だから2014年に結婚した時には、自分のこれまでの生き方や見てきたものを、奥さんにもまず最初に見せたかった。
その時の新婚旅行の写真が、この「RAMA LAMA DING DONG」だ。

そして2021年、家族は4人になったけれど、また縁もゆかりもない土地に引越した。
見ず知らずの土地を少しずつ理解していくことは相変わらず楽しい。社会は大きく揺らいでいるけれど、自分に出来る、自分の生き様を続けるだけだ。そういうことを大切にしている。

ー山谷佑介ー

【Profile】
山谷佑介新潟県生まれ。立正大学文学部哲学科卒業後、 写真スタジオに勤務。その後、 長崎で東松照明や無名の写真家たちとの交流を通して写真を学ぶ。 2013年に自費出版した「Tsugi no yoru e」で初めての個展を開催。それ以降、 ライブハウスやクラブの床、自身の新婚旅行、深夜の住宅街、 セルフポートレートなどさまざまなテーマの作品を展開し、 現代人をとりまく世界のあり方についてのユニークなヴィジョンを 提示している。主な写真集に『ground』『RAMA LAMA DING DONG』『Doors』(ギャラリー山谷)、『Into the Light』(T&M Projects)がある。

LIBRIS KOBACOニ周年記念特別展示
山谷佑介写真展
「RAMA LAMA DING DONG」
2021年7月31日(土) 〜 2021年9月5日(日)
入場無料
会場 LIBRIS KOBACO
時間 13:00~18:00
休廊日 月曜火曜水曜
※祝日は休まずオープン

オープニングレセプション

7月30日金曜日
山谷佑介写真展と
LIBRIS KOBACO2周年記念を兼ねてオープニングレセプションを行います。

軽食付き。ワンドリンクオーダー制
7月30日金曜日
18時30スタート(2時間ほど)
LIBRIS KOBACOにて。

※おかげさまで、満席となりました。
ありがとうございました!

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小箱写真館・西出健太郎ポートレート撮影会

2021.07.24(Sat) - 2021.07.25(Sun)
撮影料金12000円

LIBRIS KOBACO 2周年記念
『小箱写真館』
西出健太郎ポートレート撮影会

昨年の年末に大好評を頂きました西出健太郎さんによるポートレート撮影会!
今回はスペシャルバージョンにて2周年記念のイベントとして再開催することが決定いたしました。

ぜひこの機会にもう1度のみなさま。
初めましてのみなさま。
ぜひぜひご応募をお待ちしております(^^)

尚、コロナ対策として今回は時間を区切っての貸し切りでの撮影会となり、1日5組限定となります。

●開催日時
7月24日土曜日
7月25日日曜日

●料金👉12000円税込 ※当日現金払い
●人数3.4名ぐらいまで(犬2匹ぐらいまで・人数に犬を含みます)
●撮影したカットは西出がチョイスして全てCDへ焼いてお渡し(チョイスの相談も可能)
内容は約10枚から20枚ほど

●別途プリントご希望の方
レタッチ付きA4サイズ1枚3500円税込
※西出健太郎さんのレタッチ付きのプリントは本当におすすめです※

●所要時間
約1時間ほど
撮影・プリントのチョイスなど含む

●LIBRIS KOBACO内での撮影
またはご近所へのロケ撮影
※ロケの確約はできません。お天気に左右されますのでご了承ください。

●コロナ対策
お客様毎の入れ替え制となります。
店内が混み合うことはありません。

●ご予約枠・両日共に
10時
11時30
13時
14時30
16時

●お申し込みは必要事項をご明記の上、インスタDMまたはメールにてご連絡ください。
info@libris-kobaco.com
※ご予約が多数の場合は抽選となります

①お名前(代表者)
②参加人数
③お電話番号
④ご住所
⑤ご希望日時と時間枠

●その他注意事項
■子供さんは年齢を確認させて頂きます
■ワンコと参加も可能です(要申請)

みなさまのご予約をお待ちしております!

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井野口匡写真展『国士文通白書』

2021.06.12(Sat) - 2021.07.18(Sun)
無料

井野口匡写真展
『国士文通白書』

真面目にふざける
マジな男。
そうその男は、
井野口匡
字余り。

アーティスト、経営者、フォトグラファー。
いくつもの違う顔を持つ、
歩いているだけでアートな男、
井野口匡の初個展『国士文通白書』が、LIBRIS KOBACOにて開催です。

写真表現の枠にとどまらない井野口の才能を。
フォトギャラリーという空間に閉じ込めて展開するアートの祭典!?

どんな祭典になるのか‥笑
ドキドキとワクワクとハラハラ(笑)が入り混じっています。

福岡にもまだまだ未知の才能があるってことをたくさんの方に知ってほしい。

みなさまを井野口匡のアートの祭典でお待ちしております!

【Profile】

井野口 匡
1984年生まれ。

2007 広島大学工学部化学学科卒業
同年広島大学大学院物質化学システム専攻中退。

2012 文化ファッション大学院大学ファッションデザイン研究科修了。

2012年より、上海でアパレル企業に勤務し、2014年からJP ARCHIVESを主宰し、現在は、福岡で活動している。
主な作品のシリーズに、#gg8803083 / DASA / 国士文通省 がある。

【Exbition】

2016
New City Art Fair / hpgrp GALLERY NEW YORK / NEW YORK,US

2018
NEW JAPAN PHOTO EXHIBITION (KG+) / HOTEL ANTEROOM KYOTO / KYOTO,JP

2020
Familiar Stranger / Spazio Labo’ / Bologna,IT
Kyushu New Art / HAKATA HANKYU / FUKUOKA,JP

【Curation】

2020
似非lism / art space tetra / FUKUOKA,JP

【Publication】

2016 – 2019
NEW JAPAN PHOTO ISSUE.1 – ISSUE.7 / EINSTEIN STUDIO

2020
Familiar Stranger / PHmuseum

井野口匡写真展
国士文通白書
2021.6.12(Sat) – 2021.7.18(Sun)
入場無料
会場 LIBRIS KOBACO
時間 13:00~18:00
休廊日 月曜 火曜 水曜

2021.6.12(Sat) / Opening reception

13:00 – 18:00 (L.O 17:30)

Kokushi Buntsuu Show @本小箱省

No charge / 1 drink order

※混雑時、お待ち頂く場合が御座います。

⁂コロナ対策⁂
店内が混み合った場合には、入場制限をさせて頂き廊下でお待ち頂くこともございます。

マスクの着用をお願いしております。
着用がない場合には、入場をお断りさせていただきますので、ご協力をどうかよろしくお願いします。

入場の際に手の消毒のご協力をお願いしております。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday thu.fri.sat.sun
close mon.tue.wed
13:00-18:00

LIBRIS KOBACO(リブリス コバコ)



 ギャラリー期間 営業日
月、木、金、土、日曜( 休廊日  火、水曜 )
開催時期はexhibitionページでご確認いただけます。

ブックストア期間 営業日
木、金、土、日曜( 定休日  月、火、水曜 )
定休日以外に不定休もあり。

ギャラリーもブックストアも
詳しい営業日はblogにてご確認いただけます。


営業時間 13:00 - 18:00
Tel 090 8395 6010
Mail info@libris-kobaco.com
Access
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福岡市中央区大手門3丁目2-26 田中ビル 401号室
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