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写真

exhibition / 2022.05.27

いよいよ明日!!
5月28日土曜日より小林茂太さんの写真展 『stratum』を初夏のLIBRIS KOBACOの展示として開催いたします。

小林さん明日在廊ですよー
ぜひみなさま見にいらしてください(^^)

鉄板に出力された写真が並ぶ今展『stratum』は、『地層』という意味があります。

小林茂太さんは身体的な行為とその記憶を積層させた写真作品の制作に取り組まれたそうです。
その過程で、鉄板に出力されたイメージが鑑賞者の記憶にどう基づき、喚起されるのか‥そんな表層と表象の関係性について『見る』体験になることを願われている‥そんな風に言われていました。

私も鉄板に出力された写真がどうみなさんの目に映り、そして私自身がどう感じることができるのか‥
今週末からの展示
小林茂太写真展『stratum』
がとても楽しみです。

本展は、小林さんが2018年7月に訪れたアイスランドでの1ヶ月間にも及ぶ旅の記録をまとめた写真集『cairn』を、時の流れと共に薄れゆく記憶の写真とし、再構築をした作品群の展示です。
今展『stratum』は、東京・吉祥寺、そして福岡と続く巡回展となります。

小林茂太写真展『stratum』
2022.05.28(Sat) – 2022.06.26(Sun)

写真の記憶はいつのまにか少しづつ掠れていき空気になり匂いになり粒子になる

そんな粒子の記憶の断片を集めてぼんやりとした輪郭の記憶の中の断片を作ってみる‥

きっとそんな記憶の断片と粒子が
小林茂太の写真なのかもしれない。
擦れていく粒子を集めた写真達。

初夏を迎える6月の雨の音と共にLIBRIS KOBACOにてみなさまをお待ちしております。

小林茂太写真展
『stratum』
2022年5月28日(土) 〜 2022年6月26日(日)
観覧入場料 無料
会場 LIBRIS KOBACO
時間 13:00~18:00
休廊日 火曜水曜
※祝日は休まずオープン

1985年新潟県生まれ、中央大学理工学部土木工学科卒業。
都内写真スタジオ勤務を経て、写真家として活動を始める。
人間の身体的な行為や自然界における流れの積層に着目し、
撮影した素材をその積層の断片として扱うことで写真作品を制作している。
主な作品に、「AURORA」(2019)、「cairn」(2020)、「yoha」(2020)、「stratum」(2022)がある。
また、自身の作品集や注目するアーティストの作品を扱う「books cairn」を運営している。
http://www.shigetakobayashi.com

LIBRIS KOBACO

福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010

openday thu.fri.sat.sun.mon

close tue.wed

13:00-18:00