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写真

exhibition / 2023.04.08

フォトグラファー岡﨑果歩個展『春の短編集』本日は4月8日土曜日。展示6日目です!

春にぴったりな今展『春の短編集』は、岡﨑果歩さんが北海道で撮り下ろした新作写真作品・そして新作映像展示もご覧頂けます!
@kaho_okzk

新作の『電線』はフィルムカメラで撮影をし、岡﨑さん自身で手焼きをしたプリントの作品です。

広い広大な北海道の風景の全てに介在をする電線。
どこまでも続くそのたくさんの電線は人が暮らしている現実の世界であることを感じさせてくれたと岡﨑さんはお話をされていました。

私は今までそんな風に電線を考えたことは無く、正直に話すと風景の中にいつも介在をするその電線を疎ましくも思っていたので、岡﨑さんの目を通してその疎ましかったものを美しいものに変換できた嬉しさでまたもっと写真を好きになれました!

岡﨑果歩は、ロンドン芸術大学卒業後、奥山由之氏に師事。第21回 1_WALLファイナリストに選出後、現在は広告写真・ファッションなど写真作品だけにとどまらない幅広い活躍を見せる新進気鋭のフォトグラファーです。

岡﨑さんにとって九州初個展となる『春の短編集』
ぜひみなさまを心よりお待ちしております!

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岡﨑果歩の切り撮る世界は少しだけどこか現実味を感じない。
なぜか思い出すのは渋谷で観たソフィアコッポラの映画だったりする。

その当時の言葉で言うなら【ガーリー】で【淡い世界】の写真のようにも写る。

でも不思議なのだが
ガーリーという言葉とは正反対の生々しい何かも感じたりもする。
背中が少しゾクッとするような感覚に陥ってしまう…

この不思議な感覚はなんなのだろうと岡﨑の写真を覗き込む。
『やばい。本当に綺麗』
意図せず、不意に出た言葉に少し戸惑いながらも岡﨑果歩の撮る写真に魅了されてしまった…。

今展『春の短編集』は、北海道で撮り下ろした 
– Dark Room
– 電線 
– untitled
3つの新作が混ざり合う写真と映像の空間。
岡﨑果歩の魅力が存分にみなさまに伝わることを信じて!
春のLIBRIS KOBACOにて心よりお待ちしております。

岡﨑果歩個展
「春の短編集」
期間:2023年4月1日(土) – 2023年4月30日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00~18:00
※祝日は営業※

//作家プロフィール//
ロンドン芸術大学卒業後、奥山由之氏に師事。第21回1_WALL ファイナリスト。主な展示に「なまもの」(ガーディアン・ガーデン ,2020 / Place M ,2021)、「心臓」( テラススクエア フォトエキシビション,2022)。2022年に初の写真集「心臓」を出版。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
福岡市中央区大手門3-2-26 ♯401
☎︎090(8395)6010
openday mon.thu.fri.sat.sun
close tue.wed
13:00-18:00

@kaho_okzk