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写真

exhibition / 2024.04.11

\会期延長決定✨本日より新たな作品も到着‼️/

柏田テツヲ写真展 『樹樹』、本日は4月11日木曜日展示9日目です。
@tetsuokashiwada

たくさんの方にご来場頂いていること、そして柏田テツヲさんのご好意により28日までの展示予定を4月29日の祝日(昭和の日)まで延期することになりました✨
ゴールデンウィークの前半に福岡に来福される方や里帰りなどで戻って来られる方にも…
もしかしたら見て頂けるかも!と思うと…とっても嬉しいです。

大規模な森林火災の煙がまるで朝靄のように見えるオーストラリアの風景、Into the Gray。
屋久島の美しい自然と対峙して作られた作品、Nearly equal。

二作品を見て頂ける展示となっています。

前半を観に来られた方もこれからのご予定の方もぜひぜひいらしてくださいね!

昨年のKYOTOGRAPHIE2023『Ruinart Japan Award Winner』であり、今年のKYOTOGRAPHIE 2024にて京都・両足院でも展示をされる
写真作家・柏田テツヲさん。
LIBRIS KOBACOにてKYOTOGRAPHIEより少し早めですがほぼ同時期に展示をして頂くことになりました!

今展示『樹樹』は、オーストラリアの大規模な森林火災での自然を対象にした作品 Into the Gray
そして屋久島でのレジデンスで滞在制作した自然と共作した作品Nearly equal
自然への対象から共作へと移りゆく2作品を展示を致します。

春の桜が咲く美しい大手門。みなさまを心よりお待ちしております(^^)

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森は燃えてもなお私たちに自然の美しさを見せてくれる。

気候変動の真っ只中の今日に、私たちと自然はどうあるべきなのかを問われる作品群Into the Gray
2枚の写真を対にし、それぞれを人間と自然と見立てることで、その関係性を表現した作品Nearly equal

Into the Grayでは“自然を対象として撮る”ことの先にあったのは、“自然とともに撮る”こと。
作品では自然とその一部である人間との関係を問いかけようとしたその一枚一枚には、フィルムの傷や現像ムラ、レンズを濡らす雨粒など、人のコントロールによらない様々な現象の痕跡がNearly equalには残されている。

-柏田テツヲ-

朽ちていく花が好き。
その過程を見ることで生きているという実感が体の中に入ってくる感覚になる。

柏田テツヲが写す美しい朽ちていく樹樹、
そしてその朽ちてしまった樹樹を養分にして蒼蒼と繁る森。

生きること、
朽ちること、
死ぬということ

柏田テツヲの写真が気づかせてくれる。
『生きる』ことは死に向かって生きていくことなのだと。

LIBRIS KOBACO

柏田テツヲ写真展
『樹樹』
期間:2024年3月30日(土) – 2024年4月29日(祝月) ※会期延長※
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水

///作家プロフィール///
柏田テツヲ
旅をしながら自然や人に出会い、そこで感じた疑問や違和感に目を向ける。自然と人間の関係性、共存と分断そして環境問題をテーマに作品を制作している。主な受賞歴に「YPF PHOTO AWARDS 2022 最優秀賞」、「JAPAN PHOTO AWARD」(2021)、第43回写真新世紀 佳作(2020)などがある。主な展示に「屋久島国際写真祭」(2022)、「OFF GRID Indipendent Photo Festival Wien」(2022)、Rotterdam Photo(2024)、PhMuseum Days 2023などがある。

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
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