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写真

exhibition / 2023.11.18

\富澤大輔写真展『遊回』明日11/19まで‼️/

本日11月18日土曜日。
明日の日曜日19日までとなりました富澤大輔写真展『遊回』
いよいよ明日は遊回の最終日です!

富澤大輔の写真を
『言葉が見つからないけれどすごくいい』と、表現をされる方が増えてきたような気がしています。
私も2020年の11月に初めてみた時の衝撃を言葉にするならばその言葉でした。

その心の衝撃そのままに富澤大輔の最初の展示『新乗宇宙』の紹介文を書き上げました。

彼の作品を見たときに。
写真という表現方法の分岐点に立っている感覚にとらわれました。
「これからの時代の写真」を私は見ているんだな。と、心からそう思ったのです。
90年代。私の中でジャパニーズカルチャーにおける写真表現がひっくり返ったときの揺らぎのように。
ユラユラと新乗宇宙が揺れています。

私が感じた時代という分岐点の線を
写真表現の時代の揺らぎを
富澤大輔の写真作品を
たくさんの方に見て頂けたらと思います。

-新乗宇宙LIBRIS KOBACO展示紹介文より-

ぜひみなさまを本日も明日も富澤大輔写真展『遊回』にてお待ちしております。

@tomizawa93

デザイン : 明津設計
@akitsusekkei


 
写真は写した瞬間から過去になっていく。
私の部屋の時計がチクタクと進むようにあっという間に『今』は『過去』になっていく。

でもなぜだろう…。
富澤大輔の写真集のページをめくるとその思いはどこかに消えかかってしまう。
本当に時計の針は、時間は、戻せないのだろうか。

そんなことを考えながら、時間の感覚が無くなっていくのを感じる。

それはまるで
富澤大輔の写真が、過去、今、いやむしろ未来を行き来しながらゆらいでいるかのように。

富澤大輔写真展
『遊回』
期間:2023年10月21日(土) – 2023年11月19日(日)
会場:LIBRIS KOBACO
福岡市中央区大手門3-2-26 田中ビル401
営業時間:13:00ー18:00
休廊日: 火・水
※会期中の祝日は営業※

///作家プロフィール///
1993年生台湾高雄市生まれ。
2003年父の片見分けとして最初のカメラを手にする。2009年高校留学のため渡日。
2018年初個展「フラグメント」を福島県、わづくりやにて開催。2019年写真集《GALAPA》を刊行。2021年南方書局を設立。
 

本と写真 リブリスコバコ
LIBRIS KOBACO
フォトギャラリー& 写真集の本屋
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